■『キッチン』の次に収録(?)されている小説。
これも面白かった!
主人公は、大切な人を失って“自分自身をかろうじて保てている”といった精神的にグラついている状態で物語は進行する。
このお話はファンタジー的な要素もあり『この先どうなるんだろう・・』という興味が尽きない。
それにしても、ばななさんはやさしい人だ。
本当にやさしい眼差しで人に接している。
このやさしさにすごく感動する。
それが感じられて僕は幸せな気持ちになるのだ。
この小説のラストシーンでは本当に涙が滲んできた。
人がポジティブになれるとは、こういうことかもしれないと思った。
つらい過去は完全には消えない。
時間は、心の傷をある程度解決するが、それだけでは解決に向かわない。
時間が経過するうちに自分の内面で戦っているんだろう。
僕はここまで壮絶な別れは体験したことはない。
しかし、失恋をしたときの精神状態を考えると少しはわかる。
あの時の精神状態って、すごく鋭くなっていて、世界が違った色で見えるほどだ。
眠らなくてもどんどん頭が冴える。不思議な感覚だけど“生”を強烈に感じる。
■そういうときに、ベートーヴェンはよく“解る”のだ。
思えば、ベートーヴェンが本当に好きになったのはこういう時期だった。
聴いても聴いても疲れない。どんどんエネルギーが満たされていく。
僕もクラシック音楽がなかったら、どこにエネルギーを持っていったらいいか苦慮しただろう。
これも面白かった!
主人公は、大切な人を失って“自分自身をかろうじて保てている”といった精神的にグラついている状態で物語は進行する。
このお話はファンタジー的な要素もあり『この先どうなるんだろう・・』という興味が尽きない。
それにしても、ばななさんはやさしい人だ。
本当にやさしい眼差しで人に接している。
このやさしさにすごく感動する。
それが感じられて僕は幸せな気持ちになるのだ。
この小説のラストシーンでは本当に涙が滲んできた。
人がポジティブになれるとは、こういうことかもしれないと思った。
つらい過去は完全には消えない。
時間は、心の傷をある程度解決するが、それだけでは解決に向かわない。
時間が経過するうちに自分の内面で戦っているんだろう。
僕はここまで壮絶な別れは体験したことはない。
しかし、失恋をしたときの精神状態を考えると少しはわかる。
あの時の精神状態って、すごく鋭くなっていて、世界が違った色で見えるほどだ。
眠らなくてもどんどん頭が冴える。不思議な感覚だけど“生”を強烈に感じる。
■そういうときに、ベートーヴェンはよく“解る”のだ。
思えば、ベートーヴェンが本当に好きになったのはこういう時期だった。
聴いても聴いても疲れない。どんどんエネルギーが満たされていく。
僕もクラシック音楽がなかったら、どこにエネルギーを持っていったらいいか苦慮しただろう。