■一昨日『たまには第4を聴いてみようかな・・』という軽い感じで聴いてみた。
サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団。スコアを眺めつつ(読むではなく眺めるです)
スコアを追いながら聴くと、この曲の意外といっては失礼だが、奥深い面白さが分かるのです。
第1楽章は本当に面白くていっきに大好きな曲になりました。
この曲では他のマーラーでみられるような激しさや、葛藤がほとんどない。
ひたすら平安が続き、聴く人を幸せな気分にさせてくれる。
実際僕もこの2日間、この曲を聴いているときは心から幸せを感じることができた。
また、第1楽章はおとぎ話のような進行になっていると思った。
239小節では、それまでの部分を「・・という話でした」と語っているかのようだ。
これはラトル盤がとくにそう感じる。
今朝はテンシュテット・ロンドンフィルを聴いたけど、さっきの印象は薄い。
ラトル盤は他にも優れている点が多い。
第2楽章の7:00分から始まる天上の音楽というか、いちめんのお花畑というか、なにかとても暖かい見渡しの良いところに辿り着いたかのような音楽。ここでは、感情いっぱいに慈しむように音楽をゆっくり運ぶ。しかも、表現を最大限発揮しようとテンポと強弱をかなり変化させる。こういうことろが僕がラトルの好き理由だ。