
この演奏は西洋の伝統や従来の演奏スタイルなど、何物にもとらわれない演奏で、かなり自由で即興的なものを感じるのだ。
これを聴いていると、もっと自分自身も自由にやりたいように人生を送ることがまだまだ出きる!という開放感があって、すごく晴れやかな嬉しい気持ちに満たされる。
昨日は「テンペスト」「熱情」「ワルトシュタイン」などメジャーなソナタを聴いた。
どれも最高だ。
「ワルトシュタイン」の終楽章はポリーニ盤が自分の指針となっている。4分過ぎから突如として現れる巨大な山脈・建築物を連想させる圧倒的な存在感のある音楽。ポリーニは実にドラマチックに演奏している。
しかし、グルダはここをサラッとやりすごす。いや、“やりすごす”わけではない。違う角度から音楽をみていると思うのだ。ポリーニの解釈とはまるで違う。はじめは違和感すら覚えたが、徐々にその意味を考えるようになってきた。
これらの演奏にどっぷり浸っていると当分他のCDを買う気がしない。
また協奏曲も実に良い(はじめ聴いたときはソナタよりも協奏曲1番に圧倒された)
ホルスト・シュタイン指揮ウィーン・フィルもバックは重厚で終始意味ある音を出してる。
グルダの演奏に触発されているようだ。
まだ後期のソナタは聴いていない。きっと新たな発見に驚くだろう。