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■昨日は久しぶりに東京へ出たのでアキバの石丸電気でCDを買いました。
ずっとチェックをしていたゲルギエフのプロコフィエフ交響曲全集(4CDフィリップス)とグルダのモーツァルト ピアノ・ソナタ集(3CDグラモフォン)。それに発売になったばかりのブーレーズ指揮ウィーン・フィルによるマーラー交響曲第2番「復活」(1CD!グラモフォン)。めったに買わないと買いたいディスクがたまってて、あっという間に決まってしまう。
しかも、上記のどれもが特別価格でうれしかった。
どれにしてもマーラーの復活が1枚のCDに収まるとは!演奏時間をみると80分と数十秒。テンポの速い演奏かと思った。
昨日は一気に全部聴けないので、かいつまんで聴く。
■まずは、ブーレーズのマーラー。先ほどの演奏時間の件もあって、どこかせわしなさを感じさせる演奏なのか?と思いながら聴く。
2・3楽章は通常よりもテンポは速めではあるが、むしろこのテンポこそがマーラーの求めていたものではないか、と思うほどマッチしている。ブーレーズのテキパキとした進行とウィーンらしさが随所にみられる。素晴らしい名演だった。
特に4楽章「原光」のアルト(メゾ・ソプラノ)の素晴らしさ!!!音の出だしから消えるところまで完璧な受け渡し。声質もほどよくまさに理想的な表現。こんな演奏ははじめて出会った。
ブーレーズは“だらける”演奏は決してしない。このマーラーでも休符を通常より短めに設定し、楽器のバトンタッチもすんなりと行なう。そしていつも感じることだが、作品から1歩距離を置いて客観的に演奏しているような印象もここではあった。しかし冷めているわけではない。作品全体を手中に収めるための手段ともいえるかもしれない。
ドイツ・グラモフォンの録音技術の高さもうれしかった。各楽器が鮮明に聴こえる。マーラーを理解するにはこの演奏はもってこいだ。何度でも聴きたくなる。ブーレーズは不思議な才能をもった指揮者だ。
■ついでゲルギエフのプロコフィエフ交響曲。とりあえず昨日は大好きな2番、そして5番を聴きた。この録音はロンドンでもライヴ。ライヴ感がとても強くかなりエキサイティングな演奏ばかり。“野性的で辺りをはばからない演奏”というか、とにかくすさまじい。2番については小澤さんとベルリン・フィル盤が自分にとっての基本的な演奏になっている。小澤さんのはゴージャスで構成が完成された演奏。ゲルギエフは体当たり!スタイルは違うがともに面白い。ロンドン交響楽団も優れたオーケストラだ。ゲルギの要求をことごとく表現しているようだ。機能性の高い集団だ。
■最後にグルダのモーツァルト。僕があんまりモーツァルトのピアノ・ソナタに接してこなかったので、初めて聴く曲が多い(そういうCDが良いんだけどね)。表現の幅が大きい演奏というか、楽しいところはすごく楽しく、激しい箇所はものすごく強烈に、というような感じ。グルダらしい良い演奏。これも今後じっくり聴いていきたいCDでした。
■今回買ったのはどれも大当たり!でし。こんなことはなかなかない。得した気分!