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彼の曲には以前からずっと惹かれている。
はじめは「ピーターと狼」(小澤さん・アバド)に始まり「ロミオとジュリエット」(小澤さん・アバド・ミュンフン・ムラヴィンスキー)。
最近では2曲のヴァイオリン・ソナタ(クレーメル・庄治さん)とヴァイオリン協奏曲第1番!(先の五嶋みどりさんの演奏はまったく素晴らしかった!)。そして7つの交響曲。
今聴いているのは小澤さん指揮ベルリン・フィルによる交響曲第2番の2楽章。
この楽章の出だし・・
いつも思い浮かべてしまう光景がある。
それは・・
新橋に近い銀座の朝の光景。
かなり具体的なイメージなのだ。
季節は初夏だろうか、時刻はAM4:30くらいで、人はまだいない。カラスやスズメだけが、餌を求めてせわしく飛んでいる。といっても数は多くない。
朝靄がうっすらとたち込めている。
空気がまだ新鮮なさわやかな都会の朝の風景。
しかし、気持ちのどこかで不安があり、素直に明るい気分になれない。
(そう、彼の曲はどこか素直に喜べない影があるのだ。)
そのうち徐々に人と車が押し寄せ、いつもの喧騒がみちた都会になる。
なぜか、こういうイメージが浮かぶ。好きな曲なのだが。
音楽のもつ不思議な力の1つだろう。
プロコフィエフ特有のリズムの面白さ。わくわくするような楽しさ。
単純に音楽で楽しいと感じる。
あんまり哲学的なことや文学的な背景との関連づけはしない。
面白い音楽なので単純に好きなのだ。
来月、ゲルギエフがロンドン響を指揮したライヴCDが発売される。プロコフィエフの交響曲全曲。
これにはかなり期待してしまう。
以前FMで放送したゲルギエフの指揮で交響曲1と5番を聴いた。
ともに精気と迫力に満ち満ちたとんでもない演奏だったのだ。待ち遠しい限りどす。