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ウディ・アレン監督「マンハッタン」、僕にとって彼の作品中で最も感動的なものだ。
特にラストシーン。
親子以上も年の離れたカップルの別れのシーン。
ここは、他の映画でよく見られるパターンとまったく違う。
かなり自然な展開なのだ。
それにアドリブも混ざっているんじゃないかな。
W・アレンがヘミングウェイの髪をかき上げ「きれいだよ」というシーンはアドリブなんじゃないだろうか。そんな印象をもった。
登場人物がハッキリと自分の意思をもって自分の立場で語る。
女性を演じるヘミングウェイは実に立派なもんだ。
W・アレンと対等だ。
「もっと人間を信じなくちゃ・・・」という彼女の言葉に対するW・アレンの納得したような感動したような、なんとも言えないあの表情。
そこにガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」の美しい旋律が重なり、エンドタイトル。
こういう映画が何度も観たいと強く思った。
W・アレンはアドリブ(そのときの流れで口をつくセリフや行動)を映画の大切な要素の1つととらえ、そのまま使うように思える。
自発性を求めているのだろう。
モノクロの画面も美しい。
カラーよりもモノクロの方が美しいと思うときがある。
カラー作品で美しいなーと思った作品はあまり印象にない。
「レイジング・ケイン」というスリラー映画は怖いというより綺麗な映像だなーと思って観ていた。