フランシス・フォード・コッポラの娘であるソフィア・コッポラ監督によるこの作品は、色々なことを考えさせてくれる。
はじめは欧米人がよく描く誤った日本の姿がここにもあるのか・・と落胆しながら観ていた。
しばらく我慢して観てみようと気をとりなおす。
しかし、終始そういった日本の誤解(見解の相違といったほうがいいのか、もしくは映画が語るように我々はどこか理解しがたい国に住んでいるのか?そんなことはない。)は終始解消されない。
ここに登場する様々な日本人と新宿の異様なまでのネオン街は、主人公達にとっては“異国”“異人”のままである。
しかし、そのような気がかりをも超えてしまう興味深いモノがこの作品にはあった。
理性を持ち続けたあたりまえの人間関係、男女関係である。
お互いに好意を持っている男女であっても、精神的な結びつきだけにとどまる。
よくある安易な関係にはならない。
安っぽくないのだ。
男女の設定が親子ほども歳がはなれており、お互いに結婚しているというのもあるが・・
この辺の微妙な感覚は女性監督ならではかもしれない。
非常に繊細な心のやりとりが感じられる。
超コメディアンだったビル・マレーは、ここではジェントルマンであるが、人間ならではの弱い部分も描かれており、かなり好感が持てる。
主演女優(名前は何だっけ?)はソフィア監督が十数年前にお父さんのCM撮影のために訪れたときの心境、その新鮮な恐怖、不安をそのまま演じている。
東京はかなり特異な都市として描かれている。
ビル・マレーがホテルで見るTVは、あたかも香港映画のようで、「これは日本じゃないだろう!」と苦笑してしまう。
騒々しい都市、あわただしい人たち、なにを考えているのか到底理解できない表情。
くどくてマニュアル的な医師の説明。いたわりの感情がないようだった。
それは誇張されているが、間違っていない。
ただ、表面的な部分しか描かれていないのが残念。
最後まで、「もう2度と訪れたくない国」のまま終わる。
はじめは欧米人がよく描く誤った日本の姿がここにもあるのか・・と落胆しながら観ていた。
しばらく我慢して観てみようと気をとりなおす。
しかし、終始そういった日本の誤解(見解の相違といったほうがいいのか、もしくは映画が語るように我々はどこか理解しがたい国に住んでいるのか?そんなことはない。)は終始解消されない。
ここに登場する様々な日本人と新宿の異様なまでのネオン街は、主人公達にとっては“異国”“異人”のままである。
しかし、そのような気がかりをも超えてしまう興味深いモノがこの作品にはあった。
理性を持ち続けたあたりまえの人間関係、男女関係である。
お互いに好意を持っている男女であっても、精神的な結びつきだけにとどまる。
よくある安易な関係にはならない。
安っぽくないのだ。
男女の設定が親子ほども歳がはなれており、お互いに結婚しているというのもあるが・・
この辺の微妙な感覚は女性監督ならではかもしれない。
非常に繊細な心のやりとりが感じられる。
超コメディアンだったビル・マレーは、ここではジェントルマンであるが、人間ならではの弱い部分も描かれており、かなり好感が持てる。
主演女優(名前は何だっけ?)はソフィア監督が十数年前にお父さんのCM撮影のために訪れたときの心境、その新鮮な恐怖、不安をそのまま演じている。
東京はかなり特異な都市として描かれている。
ビル・マレーがホテルで見るTVは、あたかも香港映画のようで、「これは日本じゃないだろう!」と苦笑してしまう。
騒々しい都市、あわただしい人たち、なにを考えているのか到底理解できない表情。
くどくてマニュアル的な医師の説明。いたわりの感情がないようだった。
それは誇張されているが、間違っていない。
ただ、表面的な部分しか描かれていないのが残念。
最後まで、「もう2度と訪れたくない国」のまま終わる。