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きのう観ました!
これはとても良い映画だ。というよりすごく面白い!
いろんな登場人物のエピソードが登場しますが、そのどれもが現実味があって、よくある映画的な結末(安易な解決)にならないのです。
それが胸を打ってきた。
現実の人生における問題はいつでも簡単には解決しないものですからね。
主役のダニエルとレナはあまりにも自然な振る舞いで、周囲の人との関係に波風をたてる。しかし、それが人としてのあるべき姿なのだと監督(女性の監督なのかな?男性よりも現実的な展開をみせているようだ)は言っているようだ。
僕もこれには賛成だ。
音楽的な要素もこの作品の重要な要素だが、何よりも多様な人間関係の描き方が素晴らしい。
この映画に描かれているような感情を押し殺さずに意のままを表現することは、自然なことで、人であるうえでは重要なことだと思う。
日本人は感情をあまり出さない民族(というより苦手なのか?)であり、もっと自然に振舞えばいいと常々感じる。
どこか周りを覗い、自分のポジションを狭い範囲で決めてしまい、そこから外へは飛び出さない。そんな窮屈さを感じる。
これを観て、人という生き物は『感情の生き物』だなあと気がつきました。
人が他の生き物と際立って違う点は、感情豊かな生き物だなー、と。
音楽というものは感情をものすごく伝えます。というより感情そのものといっていいかもしれません。
何世紀もまえの人々は音楽を聴いて、感情をそのまま表現していたらしい。
感動のあまり床に転がったり、叫んだり、踊ったりと・・
僕も家でルービーを飲みながらベートーヴェンやモーツァルトを聴くと、じっとしていられない。指揮者のまねをしたり、ハタから見たら変な奴だと思われる。
(カミさんは僕を変人だと思っているかもね(笑))
だからどう感じたかを捕らえて、そのまま表現すると気持ちが良いものだ。
それが本来の姿なのだから。
スウェーデン映画といえば、イングマル・ベルイマン監督以来かもしれません。
良い作品を創る環境は魅力的です。