
最近、TV番組では“モーツァルトを聴くと頭が良くなる”とか“病気が治る”といったことを耳にする。
実際どうかは分からないが、以前からモーツァルトを聴いている私やオーストリアの人はどうなんだろう?
大きな違いはないんじゃないかと思う。
モーツァルトの曲はとても美しい。一般的な比喩だけど、この世の音楽ではなく、天国的な音楽だなあと、聴いてきてよく思う。
(一方で大きな悲しみの表現も凄いのだが)
特にピアノ協奏曲23番と26番を収録したこのディスク。23番は大好きなイ長調!
イ長調はシューベルトでは交響曲第9(8)番「グレート」の3楽章のトリオやベートーヴェン交響曲第7番2楽章の中間部など、イメージ的にはここで“あたたかい・安らぎ・安堵・至福”といった感じ。
作曲者はこの調がもっとも“天国的な!”を表現するのにふさわしいと思っていたんじゃないだろうか。
非常に明るい調である。、
グルダ、アーノンクールのよる本当にすばらしい演奏。
第23番第2楽章の憂いをふくんだ深い表現や終楽章の躍動感あふれる演奏。
とても言葉では言い尽くすことはできない名演だ。
このCDは家では良く聴く1枚だ。