
それは指揮者ラトルや振付師ロイストンの言葉やシリアス(真剣)にがんばった子供たちからもらったものだ。
ラトルの言葉は何を聞いても面白く、マトを得ており、ユニークだ。
「芸術は必需品。水や空気と同じく人間に必要不可欠なものだ」
この言葉が好きだ。
芸術と言うととかく敷居の高いもののように思われ、自分とは関係のないものとして捉えられてしまう。
日本国民の関心はもっと違うものに向いている。
それは、本当の幸せとは方向ちがいなモノに・・
ドイツに移住してきたナイジェリア難民のオイライカ。
両親を母国で殺害されてドイツに単身逃げてきた青年。
この青年をはじめ登場するすべての若者は自分の言葉でしっかりと話し、考えている。
彼らは未来に明確なビジョンを持ちたいと思っている。
自分の人生を大事にしている。
日本ではあまり見られない彼等の姿勢は立派に思えた。
また羨ましくも・・・
僕はテレビなどで外国での関心が高い出来事については、つい自分の国と比較してしまう。
そこから考えつくことや思うことは、この国を否定的にみてしまう傾向もあるが、事実でもあると思っている。
日本は多くの人が忘れている。
この国は普段我われが感じているよりもっといい国であり、いい人達が住んでいるということを。
そう思う人は少ないように感じるのは、そこにはラトルが言うように、芸術が抜けているのかなあ。