何かを動かして力を出したいとき、どうすればよいか


「てこ」を効かせると効率的に力が出せる、というのはなんとなく感覚としてあるような気がします。


しかし、ランニング・・・に限らず、骨格や筋肉を動かすすべての運動で、「てこを効かせている」、という意識は・・・あるのか、ないのか・・・どうですか??


でも、投げる、飛ぶ、走る、すべての運動で、身体の中心を支点に「てこ」を効かせている感じ、直感的にはわかるような、わからないような・・・どうですか??


でも、骨格を動かすとき、必ずどこかで「タメ(溜め)」を作ります。

(野球解説者なんかが大好きな単語です)


その「タメ」を作っている中心が、「てこ」の支点に当たるのではないかと思っています。


すると、シーソーや、扉の蝶番などをイメージしてもらうといいんですが、ギッタンバッコンした「てこ運動」では支点に力が凝縮してかかるため、「てこ」を効かせた動きを繰り返していると、支点の周囲が金属疲労やねじの緩みなどを引き起こしてきます。


力の切り替えを繰り返すことで使いすぎている「てこの支点」に油を差し、ねじを締め直してあげる、それだけで、硬くなって動かなくなったシーソーや扉をまた円滑に動きなおしてくれます。


では骨格を連結させて動かしている運動では・・・??


当然、骨格と骨格をつないでいる関節周囲に疲労が蓄積します。


知らず知らずのうちに硬くなってしまっている関節を柔らかくしてあげることで、ぼくたちのからだはもっともっと「てこ」の効いた、効率のいい動きを取り戻してくれるはずです。

(そうそう、「取り戻す」だけで十分なんです)


そう考えてみると、いわゆる東洋医学でいう「ツボ(経穴)」と言われる部位は、そこを押すことで関節可動域を広げさせる「いつも動いているてこの逆の動きをさせるときの支点」になっているような気がしています。


ぼくたちのからだは、約200の骨が「連結して」できています。


ひとつずつ、閉じていた扉を開いていくことで、今まで目で見ることができなかった新しい世界が、見えてくるかもしれません。