有名ファッション雑誌ELLEの編集長であり、三人の子供に恵まれていた幸せな人生が一転、42歳の若さで脳梗塞に倒れ、肉体の自由も言葉の自由も利かなくなってしまったフランス人ジャン・ドミニック・ボビーの左目のまばたきだけで綴った実話を元にした映画
「潜水服は蝶の夢をみる」。

抱きしめてあげたくてももう二度と子供たちを抱きしめてあげられない。
嘆き悲しみながらもその虚しさを自分の人生の一部と考え、生きてゆく姿。
誰もがこんな風に受け入れられる筈なんてない。
彼に残されているのは
創造力と過去の記憶だけ。
せんすいふくを着たようにずっしり重たく動けなくなってしまった彼は、自分が自由に飛んでいる蝶を創造してゆく。
彼が20万ものまばたきで綴った自伝にはどんな思いが主に込められていたんだろう?
当事者しかわからないことでも知ってみたくて仕方ないなぁと強く思う。
人生いつ何が起きてもおかしくないとは思うけど、
いざ自分に周りにこんなことが起きてみたら、私たちはまず初めに何思うんだろう~?
フランスらしい
なんだかけだる~いスタートから始まるんだけど、綺麗すぎる映像とユーモアたっぷりのおかげか、悲壮感たっぷりでみれずにすんだかなっ。
音楽もよかった。
これをみた後やっぱり
日本人の愛の表現の下手さを感じる(笑)
スペインやフランス映画を見てたら分かるけど
ほんとに恥ずかしさのかけらもなく、愛情表現が自然にとけ込んでる。
そんな表現をやってのけちゃうあちらの人たちには感心してしまうなぁと。
ハグできるってきっと幸せなことなんだよっ。
今のうちにいっぱいはぐ。
周りにいる感謝してるだーい好きな人たちにぎゅーーってハグしたい。
あ、でもやっぱり恥ずかしい。