今、何回目かの「慶余年」を見ているんだけど・・・。
何回見ても新らしい発見や気づきがある。
今回は昨今の「中国政治」を鑑みて「慶余年」を見ている。
シーズン2が今撮影中だけど、何となくだけど・・・「シーズン1」を超えられないような気がしている。
この「慶余年」は、作品の根底に「民主主義礼賛」があって、范閑(ファン・シエン)の母親が建てた石碑には、
まさに民主主義の理念が刻まれている。↓
そして范閑は、母の理想は、自分は追わないとシーズン1では言っている。
「世界を敵に回したくない」とも言っている。
でも視聴者はドラマの流れからして「母の理想」を追求し続けるんじゃないかと期待している。
どうなるか?がシーズン2の楽しみでもある。
でも・・・・昨今の中国の内政事情だと・・・「民主化」の話なんてタブーだし、政府に抗議することもタブー。
主役の行動が「民主化」を先導するような流れになると放送禁止になるんじゃないかと。
どう考えてもシーズン2はシーズン1を超えられない作品になってしまう懸念が大いにある。
本来の范閑の行動が、今の中国の政治に相反するならば、放送禁止だし、政府の意向に沿った形だと・・・。
クソつまらない作品になってしまう。
シーズン1がスキのない完璧な作品だけに・・・シーズン2はなくてもいいかとも思っている。。
色々な謎の回収は多いけど・・・。