産 | Tokyo Hermit Crab Diary

産まれてしまったなー。

幸か不幸か俺の子に。

覚悟も責任感もあるが
幸か不幸か決めるのは本人だからなー。





立ち会い。

半端じゃない。


あれはもはや拷問だよ、きっと。

痛い痛い、と叫ぶのに
立ち会う俺は声をかける事しか出来ない。

しかも、正直、頑張れしか言えない。

大丈夫とかもうちょっととか痛みの分からない人間が言っても
何の意味もないし侮辱に値するなー、と思った。

あれはなんだ?
苦行か?
肉の苦行だ。
そう考えれば納得もいくし
冗談じゃない、ともなる。

俺はどの宗教にも属していない。

医療が進化しているのはいいけれど
出産はとても原始的な感じで
とてもじゃないが俺だったら耐えられない。
見てるのも辛かった。
そして長かった。

そんな中、産まれて来た女の子。

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細い管を通って来たせいで
頭の形が弾丸のようになっている。

その後、丸顔になりつつある。




いやー、産まれちまったなー、
と鎌倉への帰り道、一人で運転していた。

出産の立ち会い
もっと何かいい方法無かったかなー
と自分の無力さを考えつつ
さてさて音楽は、、と選んだのはjohn lennonのベスト版。

何かキツいことがある時はコレ聞いているな、という一枚。

暗い気持ちに合わせる、というのもあるけれど

小6の時から聞いているCDだから
他のCDよりも身に染みている何か特別な時に聞くCD。
(本当はWe Are The Worldを聞きたかった、何故か)

首都高に入り
平日ということがあるせいか
1km1時間くらいの凄い渋滞に差し掛かった時の事だった。

twist and shoutを終えhelpに差し掛かった時、
ヘールプ!と歌っている時にガツンと来た。

後ろからガツンと来た。

バックミラーを見ると
完全にやっちまった的なサラリーマン。

なーにー、となるユニクロカラーパンツの俺。

4回目の首都高で。

一気に引き戻される現実感。
imaginどころじゃない。


こりゃもう降りるしか無いでしょ、首都高でも。


と渋滞だったからドア開けて降りていって
次のパーキングで確認するから止めて、と告げる。

内心
うわー、面倒臭えー
警察とか保険屋とか、、、

って降りて確認したら驚いた。

当たったと思われる後ろのバンパー。

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傷が多過ぎ!

相手のサラリーマンの人がこれですかねー、と
持っていたメジャーで車の接触していたと思われる箇所を確認している。

いや、それ、
俺が自転車を出し入れしたときに付けた傷だから
とは言えなかった。

どの傷かが分からないと事故ったことにはならん。
というか、警察とか保険屋とか呼ぶレベルではない。


証拠がない。


ぶつかったんだけどなー、と表面を拭いてみると

うっすらと塗装が剥げている部分が線で見つかった。

ちなみに写真ではうっすら過ぎて説明出来ないレベル。


あ、コレじゃないすかー?と
メジャーを当ててみると相手の車の出っ張った部分とピッタリ。



じゃ、事故の証拠はコレっていうことで
警察とかは面倒だから僕たちでこの傷に値段を付けましょう、と言って
1万円もらった。

そして帰り道使った。

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そんな父親。

幸なのか不幸なのか。