マゾヒスト③ | 誰が名付けたボブ日記

誰が名付けたボブ日記

ボブ日記とは人間の高みに達する為にあえて低俗な事を書いています('ε'*)ボブ自身高貴で可愛いですが、人前でtin×2を晒す覚悟で書いています\(^o^)/



[石橋強]ーーー生粋のマゾヒスト。チャンピオンも逃げ回る実質最強のボクサー。チャンスを掴む為、田島彰を狙う


[田島彰]ーーー元は総合格闘技者。異例のスピードでランクアップし、翌日に『ウォーレン・ウォーカー(※神の拳、参照)』との対戦を控えている


[アリ]ーーー田島の弟子。ムエタイの使い手。まだ十代でありながら田島からの教えを受け、護衛も任されている













『田島ぁぁ!!!』
『お前じゃウォーカーに勝てない!!』


田島「・・・・日本語?」


『ウォーカーとやらずに俺とやれ!!』


田島「無理言うな。もう決まった話だ・・・・」


『今のお前じゃ絶対に勝てない』


田島「まぁ・・・・俺ももうちょっと時間をかけてやるつもりだったんだが」
「ゆっくりとやってられない事情ができてな」
「ウォーカーには悪いがボクシングじゃなく喧嘩で勝たせてもらう」


『フッ』
『それなら俺と先に喧嘩しろや!!!』
『お前がエキジビションでモーラーぶっ倒してチャンピオンへの最短の道を作ったように』
『俺がここでお前をぶっ倒してお前の位置につかせてもらうぜ!!』
『総合格闘技のお前がボクシングでボクシングチャンプを倒した』
『今度は逆!!!』
『ボクサーの俺が総合格闘技のお前を喧嘩で倒してやる!!!』
『米国じゃ強さより人気がチャンピオンへの最短の道』
『お前をぶっ倒せばお前の人気を全て引き継げる!!!』
『田島ぁ・・・・チャンピオンってのは一番強いヤツがやるもんなんだよ』
『お前もそう思うだろ?』


田島の前に東南アジア系の色黒の若い男が出る


『あっ?お前が先か』
『いいぜ兄ちゃんかかってきな』


シュッ(腰をきり右足に重心を乗せるアリ)


『ーーーっと言っても日本語わからねーか』


アリ「もう間合いに入ってるぞ」


ブフォ~~ゴッ(左ローキックが石橋に当たる)


ボクサー石橋強がかつて受けたことのない激痛だった


筋肉の薄い膝への下段蹴りは


『グッ』


一撃で石橋のフットワークを奪った


ゴガッ(右ハイキックが炸裂)


上段蹴りは


平衡感覚を奪った


ヨロヨロ(視界が歪んで見える石橋)


『ちょっと待っ・・・・』


自分から喧嘩をふって返り討ち


ゴッ(アリの右足刀蹴り上げが石橋の顎に)


今まで受けた事のない蹴りを打たれ続ける


グラッ(よろめく石橋)


構えるが視界が波をうつように歪む


シュッ(左に回転するアリ)


ボグッ(左廻し上段が再び石橋の顎に)


蹴りを


ゴ、ゴ、ゴ、ゴ


意識がぶっ飛びそうな強烈な蹴りを打たれ続ける


助けを懇願しても


『やめて・・・・』


ガッ(右ミドルが姿勢を崩した石橋の顔面に当たる)


打たれ続ける


最大の屈辱を受け


石橋は恍惚の表情をうかべた


それは打撃による意識の混濁から出たものではなく


ニヤリ(笑う石橋)


『ハァーーーハァーーー』


性的興奮によるものだった


今まで受けた事のない屈辱と痛みによって石橋強は


【勃起していた】


『〔十代か・・・・それもかなり若い〕』
『〔十五,六歳といったところか〕』
『ハァーーーハァーーー』


アリをまじまじと見つめる石橋


『〔肌の質感が違う!!〕』
『〔身長は高いが〕』
『〔顎も細く女の顔のようだ・・・・〕』
『ハァーーーハァーーー』


グググッ(石橋のモノが硬くなる)


ドガッ(アリの右廻し上段が顔面にヒット)


グッ(耐える石橋)


ニマーーー(笑う石橋)


アリ「チッ」


モリモリヨロヨロ(硬くなりながら無造作に近付く石橋)


アリ「あぁあ!!」


ゴ(右ハイキック炸裂)


トロトロ(鼻血を垂れながらも歩き続ける石橋)


『〔この女みたいな顔をしたヤツに鼻を砕かれたい〕』


ドッドッドッドッ(アリの連蹴りが炸裂)


『〔歯をすべて抜かれたい〕』
『〔生爪をはがされたい〕』
『〔目をえぐられたい〕』


モリモリ(硬くなる石橋)


ガッガッ(蹴りを出し続けるアリ)


『ハァーーーハァーーーハァーーー』
『〔・・・・・・いく・・・・〕』


ゴ、ゴ、ド、ドッ、ゴ(いくら蹴りを放たれても意に反さない石橋)


『〔一人じゃ・・・・いかないから〕』
『〔顎を砕いてあげるから〕』


シュッ(アリの右ストレートを屈んでかわし間合いを詰める)


ブォ(ジャブを放つ石橋)


タン(距離を取るアリ)


が、アリの背後には標識がたっていた


『いっしょにいこう・・・・』
『〔いくときは〕』
『ハァーーーハァーーーハァーーーハァーーーハァーーーハァーーーハァーーーハァーーーハァーーーハァーーー』
『〔いっしょだから〕』


石橋は気付かなかったがアリは田島が車に乗り込むのを確認した


トントントン(軽くジャンプする石橋)


フットワーク


タッタッタッタッタッタッタッタッ(ボクサーの目まぐるしい動きを見せる石橋)


下段蹴りで与えられた膝への激痛は


快楽へと変わっていた


シュイイィィィィン(上半身が激しく動くボクサーの華麗な動き)


シュッシャッ(左右に動く)


タッタシュッタッタッタンシュックルンタッタ(アリに近付く)


『いっしょにいこう』


バフュッ(右前蹴り)


ガッ(食らう石橋)


『〔あえて避けない〕』
『〔体重差を利用して〕』
『〔このまま押し倒す〕』


タッ(左足でポールを支えにしていたアリ)


『!?』


ドッグラッ(アリの蹴りで回転しながら道路中央に押し戻された)


ズズ(起き上がる石橋)


『抵抗するなよ・・・・』
『痛いのは最初だけだから・・・・』


スーーーー(再び構える石橋)


『いっしょにいこう』


タッ(後ろに下がるアリ)


ブォオン、ギャァアアアアン(けたたましい音を出す田島のスポーツカー)


ガアア(石橋に向かう)


『ん?』


ゴガッ(石橋をはねる)


ボン(宙を一回転して車のボンネットに当たる)


ドガッ(激しい音と共に地面に叩きつけられた)


『・・・・・・・・』


ピクリともしない石橋だった


田島「帰るぞ」
「石橋・・・・俺とやりたかったら日本へ帰れ」
「お前が強ければ相手をしてやる」


『・・・・・・・・』


ブォオオ(立ち去る二人)


意識は鮮明にあったが


石橋強はあとを追わなかった


車にとばされ全身をアスファルトに叩きつけられた痛みにより動けなかった


正確には痛みが快楽に変わり興奮しすぎて動けなかった


石橋強にとって痛みは


性的興奮以外のなにものでもなかった


ピクピク


石橋強は一人・・・・我慢できず


コップ半杯ほどの大量の○○を○○した


『日本か・・・・』
『次こそいっしょにいこう』