こんにちは。オクラホマにきて4日目、今日も色々手続きを済ませたり、遊んだり盛りだくさんな日で少し疲れてしまいました😅

 


朝9時頃、寮のすぐ隣にあるUHC(University Health Center)に留学生に必須のコロナと結核の検査をしにいきました。昨日今日の2日間のどちらかで済ませなければならず、今日もたくさんの留学生が並んでいました。私もルームメイトを含めた寮の友達4人で行き検査を受けました。




結核は血液検査で血を抜き取られ、コロナは日本でやるような簡単な検査だったのですぐ終わりました。コロナの検査は15分で結果が出て外に出て待っていると教えにきてくれます。ルームメイトが先に結果が出たのですが、まさかの陽性。部屋も同じだし一緒に行動することが多かったので、終わったな、、、と思いましたが私はなんと陰性でした。ルームメイトはその日の午後からホテルに5日ほど隔離されることになりいきなりのぼっち生活になってしまいました。部屋にいるとやっぱり寂しいです..... 





結果がどちらも良いと黄色のClearance Cardがもらえてそれを留学センターのようなところに提出しに行きます。


行って色々自分の情報も登録しなければならず面倒でした。最後に黄色のカードと自分の登録した情報を確認してもらうのですがアメリカの電話番号はもう持ってる?と聞かれまだ持っていないことを伝えるとSIMカードをくれました!




 

ミントモバイルという格安系の携帯会社で、アプリをダウンロードしてからシムカードをいれるとギガ数と何か月のプランにするかを選択してクレジットカードでもうお金が払えます。こっちにきてからSIMカードどうしようかなと思っていたのでとても助かりました。オクラホマに行く人はWes Watkins Centerの中の留学オフィス(ISS OFFICE)に行けば留学生用に用意してくれているシムカードをくれるので大丈夫だと思います。私は4GB/monthのプランにしました。1か月$18くらいで日本に比べたら少し高いかもしれないですが、これでも現地では安いほうみたいです。そんな感じで無事アメリカの番号を取得しました。


 

そして夕方6時ごろからはみんなでゲームしたりポップコーン食べたりおしゃべりしたりするイベントが開かれることになっていたので、参加しました。寮の入り口にみんな集合して歩いて会場まで行きました。イベントに参加すると話したことない人ともたくさん話せるのでとても楽しいです。



1時間くらい滞在して解散になった後は、夕ご飯を食べることになりました。寮でピザを頼んで食べるグループや外で店に入って食べるグループなどいくつかにわかれました。どうしようかと悩んでいた時に前から何回かしか話したことはないけど、私たちに興味を持ってくれていたカザフスタンの男の子と女の子の留学生が一緒に食べに行こうよ!と言ってくれました。私と信大からのもう一人の留学生と彼ら2人の4人でダウンタウンの一角にあるアメリカの寿司屋に行くことになりました。





アメリカに行ったら現地の寿司食べてみたいと思っていたので早々に達成できうれしかったです。中にアボカドが入っていたり、寿司の表面が揚げてあったりアメリカンな味にアレンジしてありアメリカ人が好きそうな味だなーと思いました。

 

箸の持ち方も説明してあげました

 


カザフスタンから来たベックとヌライはすごく日本の文化に興味を持っていて、色々日本のことを聞いてくれました。日本の伝統食や私たちの大学のこと、漢字の意味や国旗の意味、そして日本人の年上の人を敬う文化、あとびっくりしたのが、トヨタ式カイゼンで知名度が上がった製造業界で生まれた言葉の「改善」についても聞かれました。カザフスタンでもこの言葉がビジネス界では「カイゼン」という言葉として大きな影響を与えているのだと教えてくれました。私はアメリカに行く前に日本のことを色々調べていっていろんな人に紹介できるようにするというのを行く前までの目標にして少しずつ情報を集めていたつもりですが、そんなの全然超えてきました。


逆に彼らは自分たちの国のことを本当によく知っていて、衣食住のことはもちろん宗教のことや言語や民族の分布、そして国旗の意味など色々教えてくれました。あと聞いてびっくりしたのですが、自分たちの大学があるアルマティという都市の名前の「アルマ」はカザフ語でリンゴ、「ティ」は里という意味があり、リンゴの原産地はカザフスタンなんだと教えてくれました!初知りです😳

 


彼らと話すことで、自分はいかに自分の国について無知なのかがわかりました。日本について自分はある程度は知っていると思っていましたが全然表面的な事ばかりで実際にほかの国の人が気になる本質的な部分について知らないところがまだまだたくさんあるということに気づかされました。彼らは19歳ですが、自分の国を本当に愛していて、私よりもっといろんなことに目を向けて生きているなと話していて強く感じました。他国に行って異文化に触れることで自分の国の文化を意識するようになるというのはまさにこういうことなんだなと思いました。

 

 

入店してから話が止まらず、店員さんがもうすぐ閉店なのでって声をかけてくるまで座って話していました。アメリカにきてまさかカザフスタンの文化について知ることができるなんで想像もしていなかったので、とても今不思議でおもしろいなあと感じています。またお互いの国のことシェアしようね!と言って4人で寮まで歩いて帰りました。

 

留学生がたくさん住んでいる寮に入ったからこそのメリットだと感じます。ベースメントにいると誰かしらいて話すことができ、その時にもよく自分の国のことを色々教えてもらいます。ご飯を食べる場所なのでやっぱり食べ物の話になることが多いですかね。とても面白いです。