用心その2 中途解約しても支払が残るので「サービスの質(効果があるかないかだけではなく、安全性も。)」を事前によく確認してから契約しなければいけません。

 

脱毛って基本的に3カ月に1回で1年で約4回通えば、たいがい終了というのが脱毛の常識です。

ではその1でお話しした6万円のコースの1回あたりの単価はいくらになるかというと約1万5千円です。

ですから、先程の60回の分割払いを契約した場合、1回やっただけで約1年以上の支払い分を消化することになります。効果がないからやめようと思うのは1回目が終了した3カ月後であれば2回目の予約は終了している可能性がありますから、すでにコースの半分は消化されるわけですので、半年通っただけで半分のサービスを消化することになります。つまり半年で約1年半分の支払う金額を使ってしまうことになるわけですね。

当然「中途解約」はできますが、たとえ、肌に合わないからとか効果がないからと「中途解約」しても、すでに受けた施術料金を一括して支払うか、または残りの期間のローンを払い続けることになります。

そうはいっても、「中途解約」は消費者の権利ですからもし効果がなければ「中途解約」したほうがよいですね。たとえサロンから中途解約を受け付ける条件として「すでに受けた料金を一括して払ってもらわないと解約ができない。」などと言われて、一括して払うお金がなくても、利用した料金に達するまでローンを払い続けることで余計なお金は払う必要はなくなります。つまりそのサロンは解約をあきらめさせるために「一括払い」を条件であるという嘘をついているわけですね。

ちなみに5万円を超えるエステティックサービス契約は法律で消費者が無条件で中途解約できることになっています。(ただし、残りのサービス金額の10%もしくは2万円を超えない範囲でサロン側に解約手数料として支払う必要あり)

また、事前に脱毛効果があるかないかということはなかなかプロでも判断がしにくいので、できれば低価格のメニューを試してからコースを契約したほうがよいと思います。なお、肌に合うか合わないかはきちんとした教育を受けたエステティシャンがいるサロンではカウンセリングや照射テストをおこない判断することが可能です。

 

次回は、「〇カ月無料」の怪?!