皆様、こんばんは。


ボブタウンでは本日も雨が降ったり止んだり。まさに“お天気屋なお天気”が続いております。皆様の住む町のお空はご機嫌いかがでしょうか?




さて、この町では条例により市民1人あたりの飼育頭数を2匹(または2頭、2羽)までと定めております。


これは世話の不行き届きによる捨て犬・捨て猫や外来種問題を減らすためのもの。ですがこれに加え、先週末より新たな試みがスタートしました。


それがこちら。その名も“特別動物愛護地区”です。




簡潔に説明しますと、審査に合格した方のみが住むことを許される多頭飼いが可能な地区です。現在の棟数は2棟。


これにより、多頭飼い不可である為にボブタウンへの移住を諦めていた方々が移住できるように。



今回たくさんの応募者の中から審査を通過したのは、大学生のリーフさんとアクアさん。お2人とも幼少期から動物と共に生活をしてきた、多頭飼いのベテランです。




講習会を終え、いよいよ新居へ。



リーフさんの住む第1棟は、なんとも可愛らしい雰囲気。可愛いものが好きな彼にぴったりの住まいです。



特にお気に入りなのは、星空の見える窓辺のチェスト。ロマンチストですね。



彼と暮らすのは、3羽のオウムと2羽のウサギ。彼曰くオウムは瞼が、ウサギは鼻が特に可愛いのだそうです。




お隣の第2棟は、黒を基調としたスタイリッシュな内装。モデルルームさながらのスッキリとしたダイニングは、本当の彼を知らない適当な知人をもてなすのに最適です。



2階には彼の愛する金魚たちが。この部屋に招くのは大切な友人のみと決めたそうです。



ものすごい数なのでしょうが、登庁する度に大量の金魚を見ている為か然程驚きませんでした。

これを1人で世話しているのですから、彼の金魚への愛の強さが窺えます。


金魚部屋とベッドルームはガラス戸で仕切られており、寝る瞬間まで金魚と一緒。もちろん、夢の中でも一緒です。



尚、居住する際の決まりとして月に一度職員のチェックが入ります。審査項目は動物たちの健康状態や衛生管理の基準を満たしているかどうか。



飼育する上での悩み事や、市役所への要望も伺います。




今のところ、お2人とも心配無さそうですね。



ボブタウンにはこの他にも様々な地区が存在しますが、それに関してはまた後日ゆっくりと。