令和3年の交通事故死亡者数は2636人で、毎日平均して約7人の方が亡くなられています




これに対して医療過誤による死亡者数は、30倍に達していると言われ、年間で約8万人、毎日平均200〜300人が医者に殺されていると言われています




というのは、



アメリカでは年間平均25万人が医療過誤で亡くなられているという報告があるからです




とすれば、




日本の人口はアメリカの約1/3ですから、医療レベルが同じと仮定した場合、単純に計算しても死亡者数は少なくとも約8万人ということになるのです





日本でも2001年から厚生労働省が全国の病院から医療事故の情報を収集するようになりました




日本で医療過誤の情報を公開しているのは



日本医療機能評価機構と、


日本医療安全調査機構の二つです




しかし両者とも医療機関からの報告だけを基にしていて、特に後者は「予期せぬ死亡例」だけの報告になっており、その数字はほとんど意味を持ちません




ちなみに、


2022年12月の1ヶ月間に、後者の日本医療安全調査機構に報告された医療事故は、30件



2015年10月の日本医療事故調査制度発足からの累計で、2548件となっています



8年間で医療過誤の報告件数が年間約300件平均となります




先述した通り、アメリカでは年間25万人です



このあまりの数の少なさに驚く方が多いと思いますが、その分、多くの医療過誤は「闇から闇へ」葬られているのです




つまり、


患者側には全く知らさせていないか、


不審に思っても相手にされていないのです





という話を思い出しました…