〇 【元記者の "独り言" 】5月25日(土) 守屋美穂 が SG準優Fで大ペナルティー … | ボートレース 元記者のスペシャル予想!【BOAT RACE】【my prediction】

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とにかく気配重視で狙っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 守屋美穂がSG準優で

 痛恨のF…

 

 ボートレース多摩川で開催中の『SG第51回ボートレースオールスター』5日目は、ボート界に大きな衝撃が走った・・・。

 準優・10Rにおいて、守屋美穂がFを切ってしまったのだ・・・。

 ただの1本のFなら1か月を休むだけなのだが・・・。

 守屋美穂は4月8日に、地元・児島の周年記念(GⅠ戦)の準優でFを切り、GⅠとGⅡは半年間出場できないという大きなペナルティーを科せられたばかり。これにより今年は『レディースチャンピオン』にも『クイーンズクライマックス』にも出場できないことになった・・・。

 そんな立場でありながら、先日のレディースオールスターの優勝戦ではインからコンマ02の危ないスタート。見事な優勝劇ではあったが…。良く言えば素晴らしい勝負度胸ではあるが、いろんなリスクを考えると決していい勝負だったとは言えない…。

 長年ピットでいろんな光景を見てきた私は、選手同士のいろんな会話や指導も見てきた。そのなかの1つに、一か八かのスタート勝負をした選手に対し、師匠や先輩が注意をしたり、時には強い口調で叱る場面を何度も見てきた。そういうリスクを背負ってまで勝負をするべきではない場面では、『同体のスタートからでも勝負できる腕を身に付けろ』という言葉も聞いてきた。

 今回の守屋美穂が、Fを切る覚悟で勝負したのかどうかは分からないし、かなりの早仕掛けだった馬場貴也に釣られてしまった可能性はあるが、それでもかなり踏み込む気で行ったことは間違いないはずで、やはりそんな勝負をするべきではなかった…と個人的には思う。

 このFにより、すでに斡旋が入っていた来月の『SGグランドチャンピオン』の出場は取り消され、更には来年のオールスターまでSGは走れなくなったのだ・・・。また、新設され注目の集まる、来年2月の『プレミアムGⅠスピードクイーンメモリアル』への出場も叶わなくなってしまった…。

 個人的には、人気も実力も女子NO.1の存在だという責任感を持って走ってもらいたかったという気持ちもあるし、全速でスタートすることが少ない馬場貴也は、早めに仕掛けて放るケースが多いということぐらいはシッカリと頭に置いておいて欲しかったとも思う。

 ただ、これで完全に腐ってしまうようなタイプではない。この後悔や反省をシッカリと生かして更に強くなる守屋美穂が観たいと思うし、ファンも願っているSG制覇の夢は、絶対に捨てないでもらいたい。

 残りの斡旋を消化して、6月19日からは2か月のF休みに入り、戦線復帰は8月の終盤に…。

 先にはなるが、そこからの"反撃"に期待したい。