平和島・10R
①椎名豊が落として小さく丁寧に回ってキッチリ逃げ切ってくれたのだが、2コース(②永井彪)の2、3着を推した立場としては、この逃げ方はして欲しくなかった。
②永井彪としては、スリット後に①椎名豊に張って来られたうえにかなり待たされる差しになり厳しい旋回に。外で先に角度を作ってこの内を差した④須藤博が2着となり、②永井彪は2マークでは"死に体"覚悟で切り返しに行ったがその内から⑤峰竜に強引に先に回られ万事休す・・・。1マークも2マークも各艇の厳しい攻めに合った感じだ・・・。
若松・12R・①③④
1,040×25=26,000円
収支:+16,000円
①三浦永が逃げて、②宇野弥、③寺田千、④西橋奈、⑤小芦るの4者での2、3着争いになるとは思っていたのだが、①→②③④⑤→②③④⑤の12点を買うわけにはいかないと思い…。その中の誰を軸にするかを考えた時に、やはり捌きの巧さを重視しようと思い、最後は正直③寺田千と④西橋奈の両者で迷った。だが、結果的には迷う必要はなかった。①→③→④で決まったから、どちらを軸にしても当たっていたことになる。
一発の魅力という点では②宇野弥も⑤小芦るも引けは取らない。というより、むしろその魅力という点ではやや上かも…というところもあるが、やはり接戦での強さや捌きという点では元々③寺田千と④西橋奈の方がかなり上だ。
イン逃げに期待して買う時は、オッズのことを考えても点数を絞って勝負する必要があるが、やはりそういう時は、レース足の仕上がっている元々捌きの巧い選手を2、3着の軸に推すことをお奨めしたい。
もう1つ言えるのは、優勝戦での②枠以降の選手は、その選手個々の性格がハッキリとレースに出ることも多いということ。1着も6着も同じと考える選手と、シッカリと3着までに絡んで、買ってくれているお客さんの期待に応えたい…と思う選手に分かれる。1着も6着も同じという表現をしたが、こういうタイプは、優勝の可能性のある一か八か的な旋回をして6着になるのならそれでいい…というタイプ。シッカリと舟券に絡みたいと思うタイプは、開いてもいないところを無理に差しに行ったりはせず、普段通りにシッカリと展開に応じて臨機応変に自在に立ち回る。特に今回の優勝戦は、それがハッキリと出たレースだったのだ。
もちろん毎回こうなるわけではないのだが、①がスンナリと逃げた時はこういった結果になる確率が高いのは確かなのだ。