皆さんも衝撃を受けたであろうが。CL3連覇を果たした白い巨人がまさかのラウンドオブ16で敗退、、

しかも接戦ではなく、割としっかり負けている。
(2試合合計3対5)


まぁ、この試合に関してはレアルにはツキがあまりにもなかった。


両翼ヴィニシオスとルーカスバスケスが前半途中で負傷交代、シュートが2度もクロスバー直撃、ボールがサイドラインを超えていたにも関わらずプレーオンで失点…etc


思いつく限りの不幸がフルコースでやってきた。笑


ただ、そんなエクスキューズを除いてもレアルの敗退は必然だった。



まず最大の要因は、やはり “メンタル” にあった。


これは2010から2012にかけて黄金時代を築きあげたスペイン代表と酷似する。


3連覇を果たしたレアルのCLへの圧倒的自信は、いつしか慢心に変わっていた。


試合前になるが、セルヒオラモスが次ラウンドに備えてイエローを消化するために故意にイエローを受けていた。


アヤックスに勝つのは、さも当たり前と言うように。。


試合中も昨シーズンに見られた球際の激しさ、勝利への執念といったものは感じられない。



その証拠にレアルは完全にアヤックスに走り負けた。クロースもベイルもボールロストしても歩くだけ。


昨シーズンまでの様にロナウドやラモスといったリーダーが気合を入れ続けてチームを上昇気流に乗せていたが、そんなリーダーもいない。


(試合終盤のマルセロ。。完全に諦めモード🤦‍♂️)



この試合のレアルは王者の風格はなく、ただ技術が秀でている者のみの集団だった。


また、ナチョが試合終盤にフラストレーションを爆発させてレッドカードを貰い退場したが、試合巧者レアルらしからぬシーンだった。


次なる要因は、やはりクリスティアーノロナウドの穴を埋めきれなかったからだ。


以前も書いたことがあるが、レアルがCL3連覇を達成した最大の要因はロナウドの圧倒的な得点力にあった。


その穴を埋めるべくベイルやベンゼマが奮闘するはずだった。



彼らは普通の強豪であればエースを張れるが、レアルにおいてエースを張るには完全に役不足。


特にベイルはロナウドの後継者になるはずだったが圧倒的な得点力は勿論、さらにロナウドが持っていた圧倒的なリーダーシップも兼ね備えていない。


ペレスも絶対に認めたくはないだろうが、実は気付いているはずだ。



ベイルがロナウドを超えることはないということを、、


ただベイルやベンゼマだけに責任を負わせるのは酷だ。


なぜならばレアルのサッカーの形はこれまでと何一つ変わっていないからだ。


チームで連動して崩すということはほぼなく、圧倒的な個による即興的なコンビネーションで打開するという形がほとんどだ。


以前はロナウドが点を決めていたが、今は誰も決められない。


違いはそれだけだ。


つまり、チームの武器を持っていないとエースが抜けた瞬間に並のチームになってしまうということだ。


その証拠に、逆説的になるが昨シーズンのリバプールを見て欲しい。


当時の絶対エースだったコウチーニョが移籍しても、ゲーゲンプレスからのカウンターというチームの武器を持っていたおかげで、弱体化することなく強豪であり続けたのだ。


レアルを打ち負かしたアヤックスもデリフトとデヨングという優れた個を持っていたものの、傑出した繋ぎとカウンターを武器として持っていた。


なんにせよ、レアルにとっては1つの転機となる。


監督交代は勿論、固定化されてるスタメンも含めて大刷新が予想される。


恐らく本腰を入れてムバッペ、エリクセンなどを獲得しにいくだろう。



W杯を見てもそうだが、永遠の王者というのは存在しない。


敗北を喫することで新しい変化を生むことができるのだ。


新生レアルがどのようなチームになるか、楽しみに見守ることにしよう。