こんにちは。TA4年の渡部智帆です。
早いもので私はもうすぐ引退を迎えます。
思えば青学ボート部は入部した当初と比べて大きく変わりました。部員数はもちろんのこと、応援に来てくださる方々や青学ボート部に興味を持ってくださる方々が年々増えて、青学ボート部が大きくなっていくのを肌で感じ、とても嬉しいと共に自分の責任の大きさを実感する日々でした。
私が入部した当初はTAがそもそもいない状態で、仕事内容が定まっておらず、まずTAとして自分たちに何ができるのかを考えることからスタートしました。監督にも助言を頂きながらTAで話し合い、思いついたことを一つ一つ実行に移していきました。ビデオ撮り、補食作り、目標管理シートの作成、SNSでの広報活動、OBOGの皆様との関わり合いを深めることなど、とにかくやってみようの精神で本当に色々なことにチャレンジしてきました。前例がないからこそ大変なことも多くありましたが、自分たちで何をするか一つ一つ土台を作っていくような日々はとても充実感が大きかったです。
その中でも私の一番のモットーはとにかく選手第一で選手たちが気持ち良く活動し、強くなることができる環境を整えることでした。
それは日頃の動画撮影ひとつでも、できるだけ手振れを抑えるようなカメラの持ち方の研究、たとえ雨の日でも観客席からの撮影はポールが入って見にくくなるためしないこと、ズーム機能はできるだけゆっくりズームして見るときの選手たちの負担を減らすことなど、細かい作業に全力を注いで、選手たちと同じ目線で苦楽を共にして戦いたいという思いを持って日々の活動に取り組んでいました。
SNSでのリール活動もそのひとつです。監督との話し合いの中でボート部のファンを増やそうというお話が度々出てきました。それはただファンを増やしたいということではなく、応援に来てくれる方々を増やすことで、選手たちが自らもっと強くなりたいという思いを持ってくれることを期待してのことでした。リール動画は予想以上の反響で保護者の方々やOBOGの方々にとどまらず、たまたまリール動画を見た一般の方々や他校のボート関係者の方々、未来を担う中学生・高校生など多くの方々に見ていただくことができ、また応援や励ましのコメントをいただくことができました。それは私たちTAにとってもやる気になりましたし、また選手達にも非常に良い刺激になったのではないかと思います。
先程TAみんなでご飯に行き昔話に花を咲かせていました。TAで沢山話し合った思い出、色々なところに買い出しに行った思い出、寒い冬を一緒に乗り越えた思い出、、など数え切れない素晴らしい経験を思い出し、とても楽しいような寂しいような気持ちになりました。本当に長かったようであっという間のボート部人生だったなと感じます。
冒頭でもお話したように青学ボート部はこの3年間で本当に大きくなりました。4年が引退すると部員は6名に減ってしまいますが、青学ボート部はこれからもますます大きく強くなっていくという確信があります。私もまた試合の時などには顔を出して青学ボート部をこれからも見守っていきたいと思います。
みんな今まで本当にありがとうございました!
とても楽しかった!!感謝です