前回の記事はこちら →【人狼ゲーム】そもそも人狼ゲームって? ストーリー・設定について
今回は人狼ゲームの役職についてです。
人狼ゲームでは様々な役職が出てきます。
各プレイヤーは自分が引いたカードに書かれている役職を担います。
どのゲームでも初心者はまずルールを覚えなければならないのですが、
人狼ゲームにおいて初心者はどの役職から覚えれば良いのでしょうか?
当コラムでは学校の問題集の様に役職を「基本・標準・発展」と分けて解説します。
基本役職:まず最初に覚えておきたい役職。
どのカードセットでも収録されている役職。
人狼の番組(アルティメット人狼、人狼TLPT、人狼最大トーナメント、人狼スリアロチャンネル、フジテレビの人狼など)に登場する役職。
標準役職:基本に挙げた役職以外で、多くのカードセットに収録されている役職。
基本役職を覚えたら次に覚えておきたい役職。
発展役職:カードセットによって独自に収録されている役職。
ゲームマスターが独自に考案した役職。
今回は上記の内、基本役職について説明します。
カードセットや番組によって同じ内容の役職でも呼び方が違う場合があります。
当コラムで主に使う呼び名を左に、他の呼び名をその後に書いております。
①村人(市民、人間)
特殊能力を持っていません。
議論内容から誰が人狼であるかを推理し、投票によって人狼を追放して勝利を目指します。
②占い師(預言者、予言者)
夜のターン、プレイヤー1人を指名しその人が「人狼」であるか「人狼以外」であるかを知ることができます。
この占いによって他のプレイヤーに有益な情報をもたらすことにより勝利を目指します。
③霊能者(霊媒師)
昼の投票で追放されたプレイヤーが「人狼」であるか「人狼以外」であるかを知ることができます。
これより以下の2つが分かります。
・追放されたプレイヤーの内、誰が人狼であるか?
・残っているプレイヤーの内、人狼が何人いるか?
④騎士(狩人、ボディーガード、護衛)
夜のターン、プレイヤー1人を指名しそのプレイヤーを人狼の襲撃から守ることができます。
但し、自分を守ることはできません。
護衛が成功すると以下のメリットが生まれます。
・本物と思われる占い師や霊能者を守ることで、村人陣営に有益な情報が増えます。
・護衛先が「人狼以外」であることが分かります。
・場合によって、投票により人狼を追放する回数が増えます。
⑤人狼
ゲーム開始時に自分以外の人狼が誰かを知ることができます。
夜のターンに他の人狼と相談し襲撃するプレイヤーを決めます。
昼のターンにおける人狼の役割としては以下があります。
・村人のふりをして、投票が人狼のプレイヤーに集まらない様に議論を誘導する。
・占い師や霊媒師、騎士のふりをして誰が本物であるかを分からなくする。
⑥狂人(狂陣、多重人格、裏切り者)
人狼陣営のプレイヤーですが誰が人狼であるかを知りません。
また、夜のターンに他の人狼と相談することはできません。
占いと霊能結果は「人狼以外」となります。
昼のターンにおける狂人の役割としては以下があります。
・占い師や霊媒師、騎士のふりをして誰が本物であるかを分からなくする。
・村人のふりをして、投票が人狼のプレイヤーに集まらない様に議論を誘導する。但し誰が人狼であるかを知らないので、狂人も推理しながら誘導する内容を考える。
今回は基本役職とその概要について解説しました。
ここまでの内容を覚えれば、人狼の番組を見る上での基本知識は習得したことになります。
また対面の人狼会やオンライン人狼に参加する上での基本知識も習得したことになります。
次回は標準役職について解説いたします。