電話は右で | masaの音楽と競馬と雑学の日々

電話は右で

世の中のほとんどの道具類は右利きの人向けの製品が中心である、といっても過言ではない。


左利き用のものはわざわざ作られた、という感がある。


電話も決して例外ではない。


受話器を上にのせるタイプのものもあるが、家庭用のものにしても、公衆電話にしても受話器は左、プッシュボタンは右側にある。


これはボタンを押すのはもちろん、通話中にメモをとったりする場合などに、右手がフリーになるように、という考えから。左手で受話器を持てば、通常左の耳で聞くことになる。


ところが、人間の脳の構造を考えるなら、右耳で聞いたほうがいいらしい。


左右に分かれた人間の脳。


左脳は言葉などの論理的分野をつかさどり、右脳は絵画など感情的分野をつかさどる。


右脳と左脳は体の各部に対してクロスしているから、「電話で相手の話を聞く」という言葉の分野なら左脳を使う、つまり右耳で聞くのがいいというわけ。


実際にやってみると、理論通りに行くものではない。


右の耳で聞くと、どうも相手の話を聞くと混乱してしまう。


これは長年の習慣のせいであって、慣れるととても便利なのだとか。


ちなみに、わたしは左利きなので、さきに出すほうの手は左なのです。


左手で電話を取って、左耳で聞いています。


どうりで( ̄▽+ ̄*)