「『原爆投下しょうがない』 久間防衛相が講演」をNHKニュースを見て、ただ驚き怒っています。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007063001000274.html
 (米国の圧力で前言を翻したとは言え)米国のイラク攻撃を安倍内閣の中で唯一明確に「失敗」と批判した久間氏さえもが、米国に媚を売るリップサービスを行う現内閣は、米国の保安官助手米国益優先内閣と断定して間違いないでしょう。
 政治家が説明責任を果たさなくなって久しいですが、「言葉を尽くす」と言うのは、「リップサービス」や放言とは全く別のものです。 

 久間氏の講演は、言葉を尽くしたのではなくて、放言・暴言と言えるでしょう。私達国民はこんな破廉恥な放言を繰り返す政治家たちを許してはいけません。
 放言は弱い人を傷つけます。そのことを理解しない多くの閣僚の存在は、現内閣の限界と本質を如実に示していると思量します。いや、それとも「良識派」の久間氏がわざと放言したのでしょうか。
 今の日本の諸問題に気がつかない日本国民がいるとしたら本当に悲しいことです。


山口実

P.S.遅ればせながら,毎日イントラクティブに下記の記事が掲載されました。
「久間防衛相:原爆投下に関し『しょうがない』の発言」
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070701k0000m010052000c.html
願わくば、しっかりした論評を加えて欲しいものです。