今日(と言うかもう昨夜)の報道ステーションで、22日から開催された「夕張応援映画祭」のニュースを伝えていました。
この応援音楽祭をボランティアとして支援しているメロン農園のおやっさんに焦点が当てられていましたが、「上から言われた夕張映画祭は支援しようと思わなかったが、今度は自らの意志で支援したい。」と考えた彼は、昨日特別列車で着くお客様の途中駅(40秒停車)での歓迎を行いました。 そして、全国からのお客さん(夕張応援者)たちの列車からの、熱烈な反応に、感涙していました。(僕も貰い泣きしてしまいました。)
このようなイベントを行うのに資金は大切です。しかし、もっと大切なのは市民の心意気だと思います。市が散在したお金も、これから払う借金も市民や国民からの税金です。ならば、お役所の思いつきでイベントを行うのではなくて、市民や国民が自分達の意志で草の根的にイベントを創造し、継続するべきだと思います。そして、それが根付けば本当の文化になるのだと思います。
夕張の人々は、最悪の状況でそのことに気づいたと思うので、何とかしてこの応援映画祭を継続して欲しいと思います。また、同時に全国の支援者の輪が拡がることも祈ります。
と言う私達も、状況はあまり変わりませんから、それに早く気づくことが大切なのではないでしょうか。
山口実