家内と一緒に慈明院へ行って除夜の鐘をつき、護摩を焚いて参りました。明海和尚にも会ってパワーを頂きました。  ご住職(明海様のご長男)と明海和尚は「亥の年は十二支の最後の年で、今の状況に決着をつけ、来年から始まる12年に何かを残す年である。では、何を残すか。情であろう。特に家族の情が大切である。身障者のリハビリテーション施設に行った時、リハビリに励んでいた男の子の妹が彼の車椅子で遊んでいた。それを見た母親が『これはおにいちゃんの足なのよ。』と彼女を叩いた。そこへ父親来て女の子を黙って抱きしめた。もし、父親が同じように怒ったら一番傷ついたのはそこにいた男の子であろう。父親が黙って抱きしめたことで、家族は救われた。この愛情を取り戻すことが大切なのであろう。今年は、天変地異や悪いことが頻発するかもしれない。しかし、情があればこの苦難を乗り越え、次に繋げることが出来る。皆さん、情を持って、この一年を乗り越えましょう。」と説いて下さいました。  ご住職と明海和尚は、万人が認める予知能力や霊力を持っていらっしゃいます。私達は彼らの助言を謹んで受け入れ、愛情豊かな、皆で助け合う社会を作って、未来に繋ぐことが大切であると考えます。  本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 


山口実