掲題のニュースがChunichi Web Presに掲載されています。

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006121701000338.html

 イランの国民にも十分バランス感覚が働いていると考えます。

しかし、改革派への投票がどうなっているかが興味のある所です。

 現米国政権はイランを敵視することで、湾岸地域でもシーア派の

伸張をけん制する意図があると思われますが、そうすることで

ハタミ前大統領率いる改革の道を閉ざし、保守強硬派の

アハマディネジャド大統領を生んで、国際平和の危機を創りました。

 なんとも皮肉な結果ですが、イラクの民主化は何十年もの後退を

余儀なくされました。

 対立を煽ることでは、民主主義は育ちません。それは、私たち

日本国民も良く省みるべきことです。


山口実