昨日事務所の引越しをしていましたら、飲酒運転の検問に会いました。
もちろん全く飲んでいませんでしたから無事でしたが、同じようなことが25年前の押すアンジェルスでも始まりました。これは、飲酒運転によって子供を失ったお母さん方の働きかけがきっかけでした。
当時、公共交通機関のなかったロスアンジェルスでは、どんな状態でも移動の為に自分で車を運転するのが普通でしたから、私達日本からの駐在員は接待での飲酒の後、自分で運転して帰るというのは日常茶飯事のことでした。そのことで、身近な人が立ち木に衝突して長い闘病生活の後、亡くなったこともあります。今から考えると良く無事で、誰も事故に巻き込むことなく無事帰れたと背筋がこおる思いです。何よりも、運転者の自制が不可欠でしょう。自らも運転する者として、自戒の念を忘れぬよう心掛けます。
山口実