今日は午後私のパワーの源、慈明院に参って来ました。

明海和尚にもお会いすることが出来ました。お仕事が忙しく腰を痛めて、体調が悪いとことでしたので、お話した時間は短かったのですが、大変ためになるお話を聞くことが出来ました。

 まず率直に、「女房のお弟子さんと旧友の相棒の若い二人が、この2週間の内に相次いで急逝されたので、大変ショックを受けています。慈明院のパワーを授かりに参りました。」と申し上げました。

 和尚はこうおっしゃいました。「人間はいつ死ぬかは分かりません。しかし、どのような死に方をしても、それはその人の寿命というものです。寿命が長いから幸せ、短いから幸せと言うことはありません。人生は、いわば「刑期」のようなもので、長く生きることは苦しみでもあります。あなたのお話を聞くと、お弟子さんは新婚ほやほやの幸せの絶頂期に亡くなられました。また、お友達も音楽的な絶頂期にファンの皆さんの心に鮮明な記憶を残して、来世に旅立たれました。ご家族や友人にとっては大変辛いことでしょう。しかし、短い人生ではあるけれども、幸せな人生だったと喜んで来世に送り出してあげましょう。私は、僧侶として養護施設の老人や死刑囚など、自分が分からなっても生きさらばえなければならない人々、重罪を犯して寿命を全うせず死刑になる人を見てきました。皆に惜しまれて死ねる人々は幸せです。そんなに悲しむことはありません。元気を出しなさい。」

 また、和尚は「今の世の中はバランスが崩れています。日銀の総裁が村上ファンドに投資して、平気な顔をしているのには呆れてしまいます。政府首脳の悪事も程なく暴かれることでしょう。その点、音楽は良い。ハーモニーのない音楽は、直ぐに飽きられてしまいますから。」ともおっしゃいました。

 私が錦織監督とミラクルバナナの話をしましたら、「映画で自分の考えを表現出来る人は素晴らしい。頑張って支援してあげてください。」と激励いただきました。明海様のご支援も得られそうです。

 最後は、バランスの大切さで意見が一致しました。これは、錦織監督と食事した時と同じでした。とても、不思議だけれど、なぜかとても嬉しい。もちろん、パワーも大UP!

山口実


P.S.慈明院のパワーで皆さんも元気になって下さい。

慈明院の菩薩

慈明院のあじさい

慈明院の傍の清流