最近たくさんの書き込みがあり、真面目に読んだり答えたりしていたら、結構睡眠時間が少なくなって、今日は小倉からの帰りの電車で寝過ごして、危うく小倉に戻るところでした。皆さんの書き込みに一つ一つお答えを書きたかったのですが、既に説明している事に対する質問や同じ内容の質問や誹謗中傷・揚げ足取りにはお答えせず、その多くは削除させていただきました。悪しからず。お互いに睡眠時間は貴重ですから、ご理解頂きたいと考えます。

 さて、昨日と言うか今朝の4時ごろサンデー毎日を読んでいたら、岩見隆夫さんの「サンデー時評」が目につきました。内容は「バスに乗ろうとした高齢の女性が、バスが動き出して転んだのを見た岩見さんが、バスの運転手を制止しながら助けようとした。しかし、運転手がバスを止めなかったので、自分も転びそうになって、老女を助けあげる事は出来なかった。それを見た中年の女性が助けようともせず「とにかく早く座ってくださいよ。バスが走れないじゃないですか。」と言い放った。岩見さんは、運転手をしかり、バスを止めさせて老女をようやく座らせた。その老女は、「有難うございます。---遅れているので、(運転手が時間を)取り戻そうとしたんでしょうから。」と言った。岩見さんは運転手にも怒っているが、中年女性と老女の態度には更に怒っている。これからの高齢社会は思いやりがなければ、姥捨て山のようになり、高齢者と中年以下の層の世代戦争が始まるのではないか。」と危惧している。ウーン!とても考えさせらます。

 疲れた頭で、今なぜこれを思い出したかと言うと、今日小倉でひかりから降り立った時、階段を高齢の女性が一生懸命早足で上がって来ているのを目撃しました。たくさんのお土産を手に持って、今にも倒れそうに息せき切って昇ってきます。事情を聞く暇もないので、「ひかりに乗られるんですね。」と言って、たくさんのお土産(私もたくさんの教材を手に持っていたのですが、こう言う時に力持ちは助かる)受け取り、出発のベルのなる新幹線に無事送り届ける事が出来ました。「有難うございます」「気をつけて。」でドアがしまる。

「やれやれ。」と思いながら、おばあさんを見守っていると駅員に「白線の後ろへ下がって。」と注意を受けました。

 岩見さんも「サンデー時評」に書かれていますが「中年もやがて高年齢になるんだよ。」高齢社会になった時、元気なおじいさんやおばあさんが助け合うだけではいけないので、元気な中年、特に元気な若年層には頑張って貰いたいですね。

 それが優しさのリレーだと思います。教育基本法(誰かが愛国心なんて教師が言っても聞きはしないといっていましたが)を変えなくても、大人が子供の鑑となり、子供を鏡として切磋琢磨すれば現在の教育基本法の崇高な精神は復活するのではないでしょうか。

山口実

P.S. 仕事を終えて、ビールを飲みながら一気に書いたので、誤字脱字があるかも知れません。どうか、ご容赦下さい。


別の記事で、本当に国際ビジネスマンだったのかと質問を頂いたので、当時の写真(殆どデジタル写真では

ないので、一部だけ)紹介します。

豊田章一郎経団連会長(当時)とジャカルタで

中東の富豪とブリジストンの工場で

米物シカゴ支店で(25才の頃)

しっかり海外に雄飛していましたよ。(笑)