掲題の記事が、朝日のウェブサイトに掲載されている。

http://www.asahi.com/international/update/0426/017.html

 米国は、自分で自分の首を絞めているように思える。2001年1月にゴアではなく、ブッシュを米国大統領に選んだことが、世界の悲劇の始まりのように思える。

 そして、その米国に盲従する日本政府。国民は苦しみ、一部の政治屋達と大企業が潤う世の中。自信のない若者たちは、「勝ち組」に憧れているが、自分達の将来像さえ描けないでいる。また、多くの国民は「改革」の名の下に、情報は偏り、どんどん統制されて行っているのに気が付かないし、反対もしない。

 米国との心中騒ぎで、気がついたら日本だけ死んでいたと言うことにならないように国民がもっと頭を使い、声を上げるべきだと思う。

山口実

P.S.昨日テレビを見ていたら瀬戸内寂聴さんが「無常」と言う言葉を使われていた。「常ならず」。人間は「常に良い事ばかりがあるわけではない。」 以前予防医学の大切さに就いて書いたが、「常ならぬ人生で如何に助けあうか」を考えることを熟慮することを若者たちに勧める。愚にもつかない強がりを言う前に、「明日は我が身である」ことを肝に銘じることだ。