私が敬愛するエルビス・プレスリーが「77年に亡くなるまで住んでいた米テネシー州メンフィスの大邸宅『グレースランド』が27日、米国の歴史的文化財に指定された。」と言う記事が掲載されている。
http://www.asahi.com/international/update/0328/009.html
こんな米国も大好きだ。 グレースランドにはまだ行ったことがないが、私たちElvisファンにとっては聖地。何かとても嬉しい。
先日、"Kakurega"の三郎マスターと話していたら、お友達がワシントンの美術館で浮世絵の修復作業に携わっていて、美術品を大切にする美術館の人々に大変感銘を受けていると言う話だった。外国のアートもとても大切にする人々、とても尊敬できる。
その点日本は、政治家が人気取りや票稼ぎにアートやアーティストを利用する程度で、文化財保護は欧米に比べて遅れている。文化や芸術に恵まれた国が、文化財の散逸を放置し、芸術家を積極的に育てないのはとても残念で悲しいことだ。
山口実
P.S.Elvisが米国の人種差別撤廃運動の力となったことは[エルヴィスが社会を動かした―ロック・人種・公民権」マイケル・T・バートランド著 前田絢子訳 に詳しく書かれている。http://bookweb.kin okuniya.co.jp/htm/4791759818.html また、Elvisが恵まれない人々へのボランティア活動に熱心であったことも、前田絢子先生の「エルヴィス雑学ノ-ト キング・オブ・ロックンロ-ルを読み解く」http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=996052700X に詳しい。 (実は、4年前のElvis生誕祭で歌った時、前田先生に絶賛して頂いた。とても素敵な方だ。)