昨日大学で来年度の講義の打ち合わせをして来ました。色んな企画についてお話しましたが、実現すると良いです。今年はビジネス英語の講義や他の講義の仕掛けだけでなく、大学の国際センターでも精力的に活動しようと考えています。帰りにミッフィーちゃんに会ってきました。相変わらず青ばなを垂らしていましたが、食欲は十分ありますので、大丈夫冬を越せると思います。


 さて今日は卒業について少し書きます。

 まだ入学試験も終わっていない時から、卒業もないとは思いますが、卒業をテーマに選んだのは、あおいの春のジャズライヴでユーミンの「卒業写真」を聞きたいなあと思ったこと、最近図書館で借りて高橋三千綱さんの小説「卒業」を読んだこと、それからそろそろ日本の国民も今の状態を卒業すべきではないかと思ったこと、最後は自分自身も本年度はSlow Lifeを卒業して、来年度はガンガン活動しようと考えていることからです。

 

 高橋三千綱さんの「卒業」の最後に歌人の田中章義さんの歌とその解説が載っていましたので、引用して紹介します。

「幸せをかたっぱしから追いかける

あしあとも明日への接続詞」

「どうしようもなく欲しくて欲しくて仕方のないものにむけて伸ばす右手のことを青春と呼ぶのだとしたら、その季節のあしあとは、すべて接続詞だと僕は思う。『のりしろ』と言い換えてもいい。今日と明日をつなぐのりしろ。今日と最高にハッピーな未来をつなぐのりしろ」


 卒業は終わりではなく新しい始まり。この時期は、子供も大人もこれまでのことを省みて新しい生活に踏み出す準備の時なのでしょう。

山口実

卒業

アクロバティックりすちゃん 3