今日は日頃から親しくお付き合いし、「明日のアジアにかける橋」の活動に最大の支援を頂いている建設会社の社長にお会いしました。彼の率いる会社は長年マンション建設に携わり、顧客から大きな信頼を得ています。そこで、今回の耐震強度偽装の問題に就いて、話をお聞きました。
まず、彼は「安全な建物作りに誇りを持ち、日々尽力している者として、今回の異常な問題に非常なる怒りを感じ、徹底究明を願ってる。」とおっしゃっていました。また「耐震強度計算に問題があることは、設計図を見れば一目瞭然で、建築会社がそれを見逃すはずはない。」「例えば耐震強度が40%と言うのはコンクリートの柱の鉄筋の数が30本から7~8本に減るような異常な設計になる。」と説明してくれました。
私は、本来物作りに自信を取り戻すべき、日本の産業界がほんの一部の人々の異常な行為により、また信頼と自信を失うことを危惧し、慨嘆せざるを得ません。
この問題の徹底究明を図ることが、基準に合ったマンションを建設している多くの人々を救うことなると考えます。また、国民の危機感を煽るだけで、問題の本質を見逃してしまうことは断じてあってはなりませんし、私達国民はこの問題の進展を充分注視して行かなければなりません。
山口実
P.S.福岡は今年3月・4月に5強から6弱の地震を経験しており、今回のような耐震強度の偽装がなかったことは証明されていると言って良いでしょう。私達は冷静にこの問題の究明を注視する事が肝要であると考えます。