昨日大学の「実践ビジネス英語」のClassで、"trouble-shooting"(苦情処理)の大切さに就いて講義しました。その英会話の中で、"5 pieces are missing." と言う表現を使いました。この場合の"missing"は「不足している。」との意味で、「行方不明である。」とも訳せます。


 "miss"と言う言葉は、「(出来るはずのことが)出来ない」とか、「し損なう」「捕らえ損なう」「見聞き損なう」など、余り良い意味では使われませんが、私が好きな表現は"I miss you."(あなたがいなくて寂しい)。"です。

 私は海外に長期出張したり、駐在したりしたことが多かったので、いろいろな場面でこの表現を使いました。5年いたL.A.から離れる時、現地の友達から"Max, we'll miss you." と言われて涙しましたし、何年か後に訪れたインドネシアで"We missed you so much." と言われながら、再会を喜び合いました。

 勿論、愛する人と会えなくて寂しい時にも使える表現です。"I miss you."


そう言えば"miss"にはもう一つ微妙な意味がありますね。「し損なって助かる」 I narrowly missed being hit by a bomb in Israel. (イスラエルで危うく爆弾が当たるところでした。)私は、何度も死に直面しましたが、その度に生き延びてきました。女房に言わせるとそれは「(私の)先祖が立派な人で、守護霊として傍にいつもいてくれるからだ。」とのことで、僕もこれに賛成ですが、同時に神様が「もっと生きて、人々の為に貢献しろ。」と叱咤しているのだろうと考えています。


By the way, do you know what we are missing nowadays? It's "Imagination".