わが国では今年も台風が頻発しそうな予感がするが、米国では今週最大級のハリケーンが南部を直撃した。環境問題に冷たいブッシュ大統領のお膝元の米国南部各州が被害に遭っているのは大変皮肉な状況だが、熱帯低気圧が多く発生し、その猛威をふるうことが地球の温暖化現象と密接に関係していることは十分考えられるところである。
一方、京都議定書に反対する米国と議定書に含まれていない中国のCO2排出が地球の温暖化を進めていることも周知のことであるが、両国ともハリケーンや台風により多額の損害を被っている。
環境問題は非常に重要な問題であり、打ち水とかクールビズなどと小手先の方法で解決するとは到底考えられないので、日本が率先してその解決・改善に努力することを切望する。ヨーロッパ諸国は環境問題の解決に関して非常に積極的であり、欧州議会には緑の党の議員も進出しているが、日本では前回の参議院選挙で日本では緑の党が議席を失ってしまった。
日本政府には、米国や中国に対し環境問題への積極的な取り組みを促すくらいの外交能力を持って貰いたいが、ダム建設や干拓を推し進める今の状況を考えれば、余り期待は出来ない。今回の選挙で、この問題に就いての具体的な政策をマニフェストで提示しているのは、民主党のマニフェストくらいで自公のマニフェストは具体性に欠ける。
私は、急激に地球温暖化が進む中、その防止策が目下の急務であるし、地球規模でその対策を推進することが、日本としての大きな国際貢献になると考える。また、京都議定書に調印したのは、アジアでは日本だけであるから、地球温暖化対策でのリーダーシップは、アジア諸国の日本の評価を大いに高める力になると考える。