【フットボールに導かれたヨーロッパ】 | 藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

兵庫が生んだ稀代のお笑いファンタジスタ。

元商社マン。
27歳。
3/26から世界放浪へ。
ゴールはブラジルW杯。
サッカーを日本の文化に!

よろろん!

Jリーグも最終節を終え、マリノスが優勝を逃すなどドラマがありましたね。
サンフレッチェ広島が二連覇したことはあの土地柄では凄いこと。
昨年まで広島に住んでました。


個人的には大久保嘉人選手の得点王が一番嬉しいです。
10年以上前から好きやから余計感慨深い。
30を過ぎてもステップアップしてるから凄いの一言。
ぜひ日本代表に入って欲しい。


さて今回のブログは84日間滞在したヨーロッパを振り返る。
訪れた国は9ヶ国。
簡単に一ヶ国ずつ振り返ってみる。


9月中旬、モロッコから船でジブラルタル海峡を渡り、憧れのスペインへ。
セビージャ、バレンシア、マドリード、バルセロナに滞在。
スペインはずっと行きたくて、かなり期待して行ったけど、期待以上やった。

ごはんは美味しいし、気候はいいし、人は陽気で明るいし言うことなし。

スペイン人は人生を楽しく生きるコツを本能でわかっていると思う。

ヨルダンのペトラ遺跡で出会ったスペイン人の家族と再会することもできた。
なんでこんなにもよくしてくれるのかと、ただただ感謝することしかできなかった。


そして忘れてはならないサッカー。
初めてヨーロッパで観戦した試合はレアルマドリード。
クリスティアーノ・ロナウドにキック力に驚いた。
満員のスタジアムやのに、キックした瞬間ボールが潰れるような爆発音が聞こえたから。

あとはマドリードではサンチャゴベルナベウのスタジアムツアーも行った。

バルセロナでは攻撃力よりも守備への切り替えの早さに魅了された。
ネイマール、メッシと点を取るべき選手が決めたし言うことなし。
スタジアムの雰囲気も最高。

その他バレンシアでは日本人のサッカー選手とお茶してきた。
人生をやり切る覚悟を持った人の言葉には熱が帯びていて圧倒された。




次はポルトガル。
スペインを周る前にセビージャからリスボンへ向かった。
リスボンは坂の多い街。
スペインと似ているようでまた違う。
ユーラシア大陸最西端のロカ岬ではえらく遠いところまで来たと感慨に浸る間もないくらい強風が吹き荒れ寒かった。
エンリケ航海王子のモニュメントも見れたし、行きたいところには行けた。
名物のエッグタルトは垂涎もの。

日程の関係でサッカーは見れず。
レアルの試合に照準を合わせていたので。




スペインに戻ってから、バルセロナからパリへ飛んだ。訪仏。
9日間滞在したパリ。
在仏暦の長い従兄に毎日自転車で連れ回してもらう。
走行距離は200キロくらい行ったのでは。
結果、オシャレなパリというイメージは尽くつぶされる。
観光地だけではなくディープな場所にも連れて行ってもらったから。
アフリカ人街とかね。

生活してるかのように旅したパリ。
些細なことも聞けたし、今までの表面的な旅とは違ったからよかった。

モロッコを一緒に旅した夫婦の方とも偶然にも会うことが出来たし嬉しい時間やった。


サッカーもパリサンジェルマンの試合を観戦。
スウェーデン代表イブラヒモビッチへのゴールへのどん欲さに恐怖すら感じた。




そんなパリからバスで移動すること約21時間。
ハンガリーのブダペストに到着。
リスボンで出会ったアンディと日本人の旅人に再会するため。
二人でアンディ家でお世話になる。
アンディはいつも優しくて、気づかってくれてホスピタリティー溢れる人。
感謝してもしきれないくらいよくしてくれた。
人の為に生きるとはこういうことなのかと教えられた。

旅仲間ともとことん語ることができた。
自分にない視点を持っていて、新たな発見が多かった。

周囲の恩恵で旅ができていると感じたブダペスト。



ブダペストに別れを惜しみつつ、夜行列車で向かった先はセルビア。
ノビサドである日本VSセルビアを観戦するため。

試合数日前にノビサドに到着。
練習場を訪れようとするも結局特定できず失敗。
でも試合前日に試合会場で練習するときに日本代表を出待ち。
バスから本田選手が手を振ってくれて旅仲間とテンションが上がる。

試合の方は言うまでもなく不甲斐ない試合。


サッカーのために訪れたノビサドからまたブダペストに戻る。
その足でポーランドのクラクフへ向かう。

クラクフといえばアウシュビッツ。
浅はかな知識では感じることは少なかった。

クラクフを後にし、寝台列車で12時間。
北部のグダニスクへ。

元日本代表の松井大輔選手に会うため。
練習場所、時間など何も情報はなかった。
でも人に聞きまくってとにかく行動した。
会えると思ってたら本当に会えた。

幸運が重なり、試合直後にロッカールームに戻る松井選手に会える機会も頂いた。
クラブ関係者からインタビューを受け、公式サイトにも掲載された。

このときから、Twitterのフォロワーが半端ないことに。


最高の時間を過ごせたグダニスクから飛行機でドイツはドルトムントへ。

内田選手の試合を二試合観戦。CLとドルトムント戦を観戦できた。
スタジアムの雰囲気がとにかく凄まじい。
練習も行ったけど、内田選手と写真を撮ることはできず。

その後はニュルンベルク、フランクフルト、マインツへ。
練習場に行き、長谷部選手、清武選手、岡崎選手に会う。



そしてフランクフルトから日本代表の試合のためベルギーのゲンクへ。
この旅最大のハイライト。
日本代表を独り占め。
言うことなし。贅沢な時間。
試合内容もよかった。



いい思い出ばかりのベルギーからバスで29時間。
イタリア、ローマへ。
イタリア人はいちいちオシャレ。
そしてスペイン人以上に声、ジェスチャーが大きい。
物価が思いの外、高く毎日自炊。イタリア人以上にパスタを巻く日々。

インテルの試合も観戦。
サンシーロではフィーゴ見れた。


そんな感じで全然簡潔じゃないけどダイジェスト。
インプットが多過ぎて簡単にアウトプットできない。




ヨーロッパは見たい試合をピックアップしてその日程通りにルートを考えた。
本当にサッカーに導かれた。


この84日間を振り返ると二つのことが心に残っている。


まずは人との出会い。
日本代表はもちろん、旅人との出会いが多かった。想像以上に。

再会した人も多いし、何度再会しても嬉しい。
いい出会いがあればあるほど、別れは寂しいけど。

そんな風にいろんな人に会うことで自分を知ることができる。
自分を知るには自分と向き合うのではなく、たくさんの人と会うことが手っ取り早い。

またスペイン人の家族やパリの従兄、アンディには感謝してもしきれない。
人の為に生きるのは究極の生き方というのを学ばせてもらった。




もう一つは行動することの大切さ。

松井大輔選手に会ったり、日本代表選手に会ったことで、友達を始めブログやTwitterで行動力が凄いと言われるようになった。
でも、行動力があるなんて自分で全く思ってもなかったことやったから正直驚いた。
本気でやりたいことがあったら、体が勝手に動くと思う。
逆に行動に移せてないことっていうのは、本気でやりたいことではないんじゃないかな。

一歩踏み出すことさえ出来れば、誰でも出来ることやと思う。
やらなあかん状況になるから。

そういえば今日、日本の友達とメールでやり取りしてていい言葉があったので備忘録としてここに記しておく。

行動しない=0
行動する=1

行動しなければ何を掛けても0だが、一歩踏み出せばどこまででも行ける。

とのこと。

彼とはヨルダンで出会った。自称、猪瀬インティライミ。
出会っていきなり「明日イスラエル行きましょう」と誘って来た。粋って。
それにも関わらず、イスラエルのボーダーでまさかの別室送りをくらった天才。

そのときの記事はこちら→あんなに粋ってたのにイスラエル入国できない?



話が逸れたけど・・・

どうしたら一歩踏み出せるのか・・・
ひとつ考え方のコツをあげるとすれば、できない理由を考えるのではなくて、どうすればできるのかを考えることが重要やと思う。

それと、やる前にできないって言わないこと。
自分で可能性を閉ざすことほどもったいないことはない。
できなかったことはやらなかったこと、やろうとしなかったことやと思う。


あとは信じることやね。絶対できると。



といっても自分もまだまだなことばかり。

これからも本田選手の「情熱は足りているか?」という言葉を忘れず、進んでいくのみ。
そうしたらビッグサプライズが待ってるから。




最後に、ブログやTwitter、またスタジアムで声をかけてくださった方々ありがとうございました。
本当に励みになってます。

引き続き、気軽に絡んで下さいね。




【Today's music】
My way Def Tech



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