インドまとめ | 藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

兵庫が生んだ稀代のお笑いファンタジスタ。

元商社マン。
27歳。
3/26から世界放浪へ。
ゴールはブラジルW杯。
サッカーを日本の文化に!

よろろん!

約3週間旅したインドについて。
コルカタ、バラナシ、アグラ、デリーと北インドをメインに旅した。


インドは「また行きたい」って人と「二度と行くかボケっ」って人に別れるとよく言われる。


インドには2008年に友達と来たことがあり、約1週間滞在した結果、もうええかなという心境。




時が経ち2013年。
気づけばインド行きの航空券を予約し、コルカタの空港に降り立っていた。



そう、インドは導かれた人しか行けない。
自分の意思とは関係なく。



正直行きたくなかったけど、頭の片隅では避けて通れない国だと認識していた。
そう言い聞かせていた。




インドは日本と正反対の国だと言っても過言ではないと思う。

まず、汚すぎる。
街自体がゴミ箱の様。異臭がひどい。
輪廻転生の考えがあるのかインド人はどこでもゴミを捨てるし、牛の糞は落ちてるし、衛生的に半端なく悪い。
ハエは尋常じゃない数が飛んでるし。インドで一生分のハエを見たんと違うかなっていうくらい。


インド人にとっての聖地、ガンジス河は雨期ということを抜きにしても、非常に汚かった。
バラナシは旅したインドの中で一番汚かった。
いたるところに牛の糞が落ちてて、雨が降るとぐちゃぐちゃになる。
インド人に「汚いと思わないのか?」と尋ねると、インド人でさえ汚いと思うそう。
汚いって概念がインド人にもあるんだと少し安心した。
「綺麗に掃除しようと思わないのか?」と聞くと、「これがインドだから」という妙に納得できる回答。


衛生的にタフな環境の中で生きるインド人。
そのせいか非常にうざい。
インド人の行動は最後まで理解できなかった。


街を歩くことでさえかなり疲弊する。
車、オートリキシャー(オート人力車)のクラクションがうるさすぎるからだ。
インドでは車線を守るという概念がないため、マリーカートのようにスピードを競うかのように走る。
追い抜く際に合図としてクラクションを鳴らすそう。
しかし、狂ったようにクラクションを鳴らすので、うるさすぎてイライラする。
そういう時はここはインドやからと言い聞かせ心を沈める。



そして「ジャパニー」とか「コンニチハ」と言ってリキシャー(人力車)の運転手が声を掛けてくる。

衝撃だったのが、バラナシでの出来事。
コルカタから寝台列車で到着し、列車を降りた瞬間リキシャーの客引きがついてくる。
こういう奴らは法外な金額をふっかけてくることが多いのでひたすら無視。しかし、無視しててもついてくる。
10分くらいはついてきた。アンガールズの田中みたいなやつやったわ。ジャンガジャンガしてへんけど。
普通にストーカーやで。


そして適当なリキシャーに決めてすでに移動仕掛けてるのに俺の方に乗れ!って執拗にいう運転手がいた。頭悪過ぎやろと思い、苦笑いしてしまった。いきってたわー。

ついでなのでリキシャー関係で言うと、運転手たちは殴り合いを始めることもあった。
他の運転手に客を横取りされかけたときとかに。



日本じゃあり得ないけど、ここインドではその日暮らすお金を稼ぐのに必死なんでしょうね。



その他「なんでやねん?」って思ったこと。
切符を買うために並んでいたときのこと。
後ろのインド人の足が俺にあたり、「え、何?」って感じで振り返る。
そのインド人が発した言葉はまさかの「ノープロブレム!」
いや、それこっちのセリフやから!!
呆れるわ。




インドに三週間いたけどインド人のことは全く理解できなかった。
めっちゃ見てくるし、嘘つきばっかやし、駅の構内でどこでも座るし、寝転がるし。そうとう汚いのに。

駅で列車待ってるときにはチャックの取っ手の部分を売ってる奴はいたし。
しかも数えきれないくらい種類あったし。
なんなの?
そのコアすぎるビジネス。
笑ったわ。



店やリキシャーの客引きのやつらは、腕を引っ張ってきたり、触ってきたりするし。
謎に頭を触られたこともあった。


インド人男性は写真撮れってやたらと言ってくるし。
撮られて満足みたいな。

普通に街歩いてただけやのに、レーザービームしてきたやつもいるし。目に危ない!

基本的にカレーで食の選択肢は少ないし。
インド人でさえ飽きるって言ってるし。
マクドもあるけど、宗教上の理由で牛、豚は食べられないからチキンしかないし。
日本ほど食文化が多様な国はないんじゃないかな。



まあ言い出せばキリがないインドの悪口やけど、一番衝撃的だったのが「騙さないと仕事できない」とあるインド人が言ったこと。


インド人は日本人を始め観光客に対してぼったくるのが当たり前。(デリーでは旅行会社にぼったくられる被害が多いそう)
そして「なんでぼったくるんだ?」と聞いたときの、答えが前述のもの。
インド人がインド人にさえぼったくるそう。

これを聞いたときは言葉を失ったわ。





インドの悪口ばかりを羅列したけど、本当にごく稀にいい人もいた。
親切に道を案内してくれたり。


ただ、基本的に人に対するリスペクトの精神がないインド人が多すぎるので、かなり広い心がないとインドではイライラし疲れるばかり。衛生的にもひどいし。

正直、約3週間、北インドを旅しただけじゃインドの表面的な部分しか見えてないこともある。
でも、これが自分が体感したインドなので、ここに記したことが自分のインドに対する印象。

南インドの方は人がいいって聞いたりもするし、インドは広いから色んな顔を持っているのでしょう。



インドでは修行のような日々やったけど、こういう世界を体感しないと何を自分が求めているのかわからないし、いい経験やった。



最後に。
インドに行けば、人生観が変わるとかよく言うけど、特に変わったことはない。
日本で26年かけて培われたものは、そんな簡単に変わらない。
もし変わったら、それまでがどんだけ薄っぺらい人生やねんって思う。逆に。


でも、いい方向に変われば全然いいんやろけどね。





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