こんにちは、ボアです 

今回紹介するのはこちら 


 出版:薬剤店ウィズ 

作者:ウィズ・バーツ 



あらすじとしては、

今年小学校に入学したばかりの藤堂灯(とうどうあかり)は慎重派、何事も慎重に選びたい性格


現在、読書感想文を書くために読む本を探しているが、どれを読むべきか悩んでいる内に双子の妹、夜(ヨル)はとっくに本を見つけ感想文まで書き上げていた


そしていつまでも迷ってるあかりを見かね、目の前にあった本を適当につかんで「もうコレでいいじゃん!」と突きつけた


本のタイトルは、、、眠れない森

なんか面白くなさそうと開いて見ると何と白紙! 

何も書かれてない!


 いつの間に眠っていたのか、何か焦った様子のヨルに起こされる

ヨルは何か叫んでいるが、支離滅裂で何を言っているのかわからない


(なぜ森に居るんだろう?)


ぼーっとしていると、ヨル越しに猿?の様な生き物が現れて
ニヤッと一瞬笑いパチンと指を弾いたと思ったら

ヨルがウサギに変わってしまった


それに満足したのか、猿はキャーキャー手を打って何処かへ去ってしまった


ヨルは何が起きたのかわからない様子だが、幸い言葉は喋れるようで「私、何になったの?」と恐る恐る聞いて来た 

 「ウサギ」と答えるとパタンと気絶してしまった

ヨルは動物が苦手なのである


腕時計は11時丁度を指している

スマホは反応しないからお母さんに電話できない

ヨルのも同じだ

時計は1時を指している 


どれだけ歩いても森から出られない

2人は、空腹と疲労と家に帰れない不安とまた猿が来るかも知れない恐怖で足が止まり、ついには泣き出してしまった


しばらくしてふと顔を上げると、目の前に小さな家が現れた


そっと入ってみると部屋にはテーブルとイスだけが置かれている


シチューとパンが2人分並んでいてメモには「どうぞおたべくたさい」と書かれていた

ホッとしてシチューを食べようとするヨルをあかりが制止する


「自分たちは今、たぶんだけどあの本の世界にいる

ここは魔法使いの家で、シチューを食べさせて何かに変えてしまうつもりかも知れない」と忠告する

でもヨルは「凄くお腹が空いていて胃が痛いんだよ」と言って
シチューを食べてしまった


美味しそうに食べるヨルをみて、あかりも我慢ができなくなった

何かに変身したらその時考えようとシチューを食べた

美味しかった


気づくと手にメモが握られていた

時計は2時を指している 


「おフロのよういができました おはいりください」と書かれており、今まで無かったドアが現れた


シャワーは無かったが大きな丸い桶に湯が張ってあり、いい匂いの花が咲いていた


体を洗いウトウトしていると、手のひらぐらいの大きさの花びらが降って来て「ベッドのよういができました おやすみください」と文字が浮かんできた


リビングに戻るとホットミルクが2つ置いてあった

寝室に入ると、天井にはまるでプラネタリウムのように星が浮かんでいて、綺麗だねと眺めているうちに2人は眠ってしまった


あかりは何やら騒がしく言い争う声で目を覚ました

時計は9時を指している


こんな夜まで寝ちゃった!と焦ったが外は明るい 

しかも隣で寝ているはずのヨルの姿がない

混乱してリビングに行くと、剣を持った男の人とヨルがケンカをしていた


側では仮面で顔を隠し、映画の魔法使いの様なマントを着てフードを被った男が困った様子で2人を宥めていた

どうしたのか訳を聞くと、どうやらヨルは外に出て周囲を散策していたらしいが途中魔物?に襲われて、そこを剣の人が助けてくれたらしい


剣の人にヨルを助けてくれたお礼を言い、ヨルになぜ1人で外に出たのかと叱った 

「夕方になっても暗くならないから不思議だったんだもん」と不貞腐れていたが、反省はしているようだ


仮面の男が「この森に夜は来ないよ」

「君たちは夜の23時に森に現れ、夜中の2時に就寝してヨルさんは朝の7時に外に出て保護されて今に至るって感じかな」と教えてくれて、朝ごはんを出してくれた


泊めてくれたお礼を言い、自己紹介とここに来た経緯を説明した後 

・ここがどこなのか 

・ヨルを人間に戻すにはどうすれば良いか 

・どうやったら家に帰れるか

を聞いてみた


ここはグロリア王国とリーシュ帝国に挟まれた森林地帯、通称   ”眠れない森”

決まったルートを通らないと森からは出られない

 1日中昼間で夜が来ず、眠れないからそう言われているらしい


仮面の男は医者のウィズ、剣の人は王国の騎士でレオリオと名乗った


そしてヨルを人間に戻す事はできない、と謝られた


ヨルに魔法をかけた猿は素早く逃げて隠れるのが上手く、しかも魔法はメスしか解けない

本来、猿は番で行動するそうだ 

オスは魔法を掛け立ち去り、メスがその魔法を解いていくというイタズラなのだとか 

しかし稀に番を持たない猿が単独で行動し、魔法だけかけて解かずに去って行くという迷惑な猿もいるそうだ 


他の方法も無くはないが、王家が所持している秘薬は貴重なため国民に使われる事はないそうだ


騎士レオリオはウィズから迷子と猿被害の通報を受けて2人を保護しに来たのだった


残念ながら家に帰る方法はわからない 

そもそも異世界から来た人間など会ったことがない 

取り敢えず王様に謁見しようという事になった 



 といった所で次巻へ、となります 


 感想:

読書感想文、苦手でした 

読んだところで何をかけば良いか全く思いつかず

あらすじと言ってダラダラと内容を書いて
最後に面白かったです、で終わりです 


大人になった今でも変わりませんね 

ダラダラ内容を書いて、
「猿が気持ち悪かったです」

で終わりです。




 以上、ボアでした 

ありがとうございました