こんにちはボアと申します。
今回紹介するのはこちら
出版 株式会社そんなもんねえよ
作者 ホワイトボード
「闇バイトに応募した社畜〜とりあえずググってスローライフを目指す」
あらすじとしては、
菅野光希(かんのこうき)はなんとかブラック企業を退職できたものの、その日のうちに寮を追い出されてしまい、職と住居を得るためにSNSで手取り月100万円で「とあるお姫様のお世話係」という怪しい求人を見つける。
手取り100万に釣られて応募する主人公。
東京ドームで行われた面接会場にはニート・ロリコン・変態など質の悪い人達ばかりが集められていて、楽勝気分でいたら突然◯☓クイズがスタート。
警備の隙をつき持ち出したスマホで検索技術を駆使して見事優勝を勝ち取る。
そして気づいたら牢屋にいた。
牢屋にはガリガリに痩せて生気を失った大量の人達が悪臭を放ちながら横たわっていて恐怖を感じる。
叫んでも、泣いてもなんの反応もなく、絶望にうなだれていると住人の一人 神谷が声を掛けてくる 。
聞いてみると実は牢にいる彼等は、主人公と同じようにSNSにあった求人を見て応募したゲームの優勝者だった。
神谷は自分たちの命の終わりが近いことを悟っていた。
だから同じように闇バイトの被害者である主人公を哀れに思って色々と現在の状況や世界観を教えてくれたあと、主人公を励まし息を引き取った。
ふと、手にスマホをもっている事に気づく。
乾いた笑いを吐き出し、何気なく「城 牢屋 逃げ方」と検索すると牢屋攻略の情報が出てきたので半信半疑ながら試してみたら逃走成功!!
主人公、逃げて正解。
求人のお姫様は食べる、寝るが大好きの肥満体型。
それだけならまだしも、空腹になると泣いて使用人を気絶させるほどの超音波を出す始末 。
一人娘である王女を放置する訳にはいかない、でも国の民を犠牲にしたくない、なら異世界から呼ぼうと言う理由で神谷達はこのお姫様のお世話のために月100万で雇われたのだが、皆1ヶ月持たずに過労で亡くなってしまうので王様は困っているらしい。
そして逃走中に出会った女騎士とスマホの検索機能を使って国外逃亡、スローライフを目指すと言う話です。
正直、絵も話も微妙です。
社畜時代の生活が長すぎて手取り100万の「お姫様のお世話係」なんて怪しい求人に飛びつきたくなるのもわかるが、東京ドームで◯☓ゲームの時点でまともな求人じゃないとわかるもんだけど、よほど疲れてたんだろうなって感じです。
わざわざゲームの優勝者のみじゃなく応募者全員、呼んでしまえば良いのにお金使いたくないとか、王女をどうしたいのか分からない。
特に言うことも思いつかないので、ぜひ読んで見て下さい。以上、ボアでした。
ありがとうございました。