こんにちは、ボアと申します。
今回紹介するのはこちら。
出版 株式会社そんなもんねえよ
作者ボア本ボア太郎さんの「コミュ障幽霊と俺」1巻です。
あらすじとしては、ある日小学校からの帰り道に着物姿の女の子、「市子」と出会います。市子は実は主人公の日高空の家に飾られている市松人形が霊体となった姿でソラと友達になりたくて目の前に現れたのでした。
その日からソラは霊感に目覚め、様々な怪異(都市伝説系、心霊系だったり)に遭遇しては市子に助けられ、逆に市子のせいでピンチに陥ったり今までとは180度違う生活を送る事になります。
主人公ソラは肩に手が置いてあるだけの心霊写真を見ただけで気絶してしまう程の臆病者、逆に市子は地獄の閻魔様が眼前にいて殺気を放っていても少しも動じず、むしろ拳で殴り倒すぐらいの鋼メンタルの持ち主。
ソラは霊が見えるだけで何もできないけど、市子は拳で悪霊を地獄に落とし、死者を天に導き、霊感の無い人間とテレパシーで会話するという、ハイスペックな幽霊です。
個人的に一番面白かったのは、福引で当てた一泊二日の地獄めぐりツアーに旅行に行く話で、生まれて初めての旅行で何週間も前から超楽しみにしていたのに、着いてみたら自分たち以外参加者は誰もいないし、案内人はどう見てもそこらの不審者だし、三途の川を渡る船はすでに沈んていて乗れないし、なんとか旅館に着いてみればそこは廃墟。
どうやら横にある超豪華なホテルの影響で潰れたらしく、従業員なんていない本当にただの廃墟。
ご飯は不審者がどこからか持ってきたオニギリ1個ずつ。
しかもお金請求されたし。
市子ブチギレ寸前。なんとかなだめた直後に横のホテルの支配人と出くわしたとおもったらボロクソに言われ、ついに市子ブチギレ、廃墟旅館から引き抜かれて契約で縛られ働かされていた元従業員達を全員、成仏させて業務を妨害したり、新しい従業員として紹介さるたのがあんなの達じゃ、このホテル終わりだなって感じでした。
他にも面白いお話があります。
古本屋で100円くらいで売ってますので、どうぞ
読んで見て下さい。
以上、ボアのお話し紹介でした
さようなら〜