引用元 小学館

暗殺後宮−暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい

諸里たばさ


あらすじ

後宮は命懸け



感想

宮女の所属先や妃の階級の説明はどの作品を読んでも

覚えられない。

試験に合格し、一人前の宮女になった花鈴は寝尚という

後宮を清潔に保つ仕事、お掃除部隊に配属された。


寝床に関する場所だと思ったら、お掃除だった。

刺繍糸にも使用制限があるなんて窮屈そう。

大部屋で雑魚寝だったらしいし、6人部屋になり自分の

布団を持ったのを見て少し開放感があった。


他5人の中にはやっぱり張鴻がいて、他4人と共に花鈴の

存在をみた瞬間泣き怖れていた。

5人が土産の贈り物をしあっているのを見て、花鈴が父が

賄賂を貰い様子を思い出し「いやだ私は父様とは違う!

賄賂なんてしたくない!」

「でもみんなと仲良くなりたい。」と刺繍を差し出し

「気持ちが重い」「ここで引いたら父親の王皓になにされるかわからない!」と怖がる中で、令光だけが

「ありがとう。これからよろしくね」と土産を渡してくれて、思わず泣き出した花鈴の涙を拭ってくれた。

他の4人も「もっと怖いと思ってたけど拍子抜けかも、、」

と少し花鈴のことを理解してくれたようでこっちも嬉しかった。


次の日、妃に気に入られた令光を見る仕事仲間ちの睨み顔からなんかやりそうと思ったら案の定、令光は間者の疑いをかけられ捕まってしまう。

このままでは令光は死罪になってしまう、という所で

次回へ続く、、、


嫉妬で罠に嵌めて死罪に追いやるとかやり過ぎだし、せいぜい嫌がらせ程度だと思う。

この後花鈴がどうやって令光を救い出すのか気になる。