今年初の石鎚山へ行ってきました。
出発の時の登山口は、ガスでこんなに真っ白白でした。
気温も低く(10℃くらい)、レイン上下を着て出発する人も居るくらい湿っぽい朝でしたが、
ガスの切れ目から時折青空が覗いていました。
てんくら指数は朝「C」(雨風強く登山不適)から昼「A」(登山適)に変わる予想でしたし、
久万高原町の天気予報は終日降水確率0%と出ていたので、期待を込めて登る事にしました。
新芽があちこちから出ていて可愛い
ベンチ3を過ぎて、二ノ鎖小屋すぐ手前のルンゼが崩落したそうですが、
安全に歩けるように直してくれていました。
ここは何度も崩れては、その都度整備してくれています。
今回は、ニノ鎖に登るかとても迷いました。
雨は降っていませんでしたが、
前日までたくさん降っていたから岩が濡れて滑るので、自信の無い私は遠慮したかったんです。
でも、この人たちは登る気満々…
子供達が先に少し行って「登れる、大丈夫だ」というので、渋々ですが行かせることにしました。
あとに続く母さんはもう必死です。
ガシガシ足を開いてよじ登るけど、やっぱり岩が濡れているから、
乗せた足先がたまにツルッとなるんですよ
濡れていなければ比較的登りやすい岩質なんですけど、いかんせん濡れてる時は怖いです。
腕力と脚力をフルパワーで使ってなんとか登りました。
ツルツルでこわかった〜
(そして翌日は二の腕筋肉痛ぅー)
二ノ鎖でかなり恐怖を感じたので、三ノ鎖はもっと滑るし登れる気がしません。
長男は1人で鎖に行くから山頂で待ち合わせしよう、なんて言うのですけど、
ここはやはり山。
何かトラブルが起こって会えなくなった時に、
迷子のお呼び出しなんて出来ない場所なのだし、万が一どちらかに何かがあった時、連絡も取れずに生き別れになるかもしれないので、
ここはなんとか堪えてくれ!と説得しました。
三ノ鎖に登りたくてなかなか納得のいかない長男でしたが、
「その代わり、天狗岳には行くからね!」
と怒りながらも、最後はなんとか理解してくれました。
ほっ
いつもこの長男を説得するにはエネルギーを使います。
もっとすんなり「わかったー」ってなってくれる子供が羨ましい。
おっと、長男の愚痴話になってしまいました
そして、金属階段を登って山頂の弥山に着きました。
久しぶりの石鎚山。
この日は午前中のお天気が微妙だったせいか、週末にしては登山者少なめでした。
来てすぐに頂上社にお参りをしていたら、
神職の方が子供達を呼んで、天てんステッカーを下さいました。
山頂まで登ってくる子供に差し上げているそうです。
前にも頂いているので遠慮した方がいいかと思って伝えましたが、来るたびに差しあげますよと仰ってました!
そう言われると、たくさん集めたくなる!笑
少しずつ雲が流れています。
ニノ森のほうはまだ山頂付近に雲が乗っていますが、このあと少しずつ抜けていきます。
天狗岳も、この時は真っ白い雲の中にその姿を隠したまま。
青空はチラチラと見えているので、
もう暫くしたらガスが抜けて景色が見られそうな予感がしていました。
子供達は、まだまだ元気が有り余っているのか?
さっそく天狗岳に行く事になりました!
まったく、一息つくまもありません!
最初の崖を慎重に降りてゆきます。
天狗岳の岩質は、ザラザラとしていて滑りにくく、比較的歩きやすいのが嬉しいです。
子供達には、走ったり飛び跳ねたりせずに、
ゆっくりと進むように注意して、
所々で景色を楽しみなが進みました。
天狗岳の頂上が近づく頃、
青空と太陽が出てきました
続きます