週末、長男のクライミングの練習会で宇和島スポーツ交流センターへ行きました。
ここへ行くのは2回目で、2回とも練習会で行きました。
すごく綺麗な新しい施設で、立派なリード壁があります。
最近2階に観覧席が出来たそうで、
そこもまぁ！立派。
2階の観覧席から見ると、壁を見上げなくていいからとても見やすかったです。
(首が痛くない❤︎)
とても寒い週末で、
高速は南予に入るとチラチラと雪が舞っていました。
宇和や三間の辺りは民家の屋根や山肌に白い雪が降り積もり、一気に冬景色へ。
とても寒い日でしたが、
宇和島スポーツ交流センターのような室内施設はとても快適です。
子供達はリードのオンサイトを、用意してもらった3課題にチャレンジしました。
リードの練習をここ最近はずっとやっていない長男ですから、やっぱりねっていう出来なのは当然。
クリップさえも怪しかった。
そんな割には、まぁその程度でも登れたのは、
ボルダリングは頑張ってるからかなー。
リードは長い距離を登るからどうしても持久力が要るし、ボルダーと違って高度があるから恐怖心から思い切れないところがあって。
そこを克服すればもっと伸びるのよね。
先生にも、登りにセンスがあるから伸び代があるよって言ってもらえました。
もっと練習量を増やせば必ず力はつくはずだけど、いかんせんこのリード嫌いはどうしたものか。
色んな人に話を聞くと、小さいうちはリードが苦手な子は多いんだそうです。
背が伸びてリーチが届くようになると、自信もつくし、体力が付くことで持久力も上がり、
中学生くらいになるとリードしかやらなくなる子が多いとか。
マジかー。
クライミングの先生でもあって、まだ学生さんなんですけど子供の頃から全国で活躍してきた大先輩が居ます。
彼が子供達に親身になってくれます。
クライミングの競技が低年齢化してきており、
数年後、ユースを真剣に目指す時には、厳しい練習は避けられない。
でも、小学生のうちに「キツイ」「ツラい」と思いながら練習をしていると絶対に伸びないし、
楽しい！と思いながら日々練習するのが1番大事だと仰ってました。
今は無理をさせずに、子供が楽しいと思えるクライミングの練習をさせて下さいと、保護者に向かって話して下さいました。
経験者だからこそ言える教訓は、心に響きました。
親はつい、子供に頑張って欲しくて無理強いしてしまう時があるけれど、
やっぱりまだ子供。
楽しいテレビゲームなら寝る間も惜しんでやるし、どんどん上手くなるのと同じで、
大好きで楽しいと思える事だからこそ、上達するんですよね。
本人が楽しめる範囲でクライミングをやらせる方針は間違っていなかったんだと確信出来たので、私も肩の力を抜いて、これまで通りやっていくつもりです。
リードが嫌なら無理にやらなくていいけれど、
今回みたく練習会で他の子の登りを見て「悔しい」と思うならやればよいと思う。
悔しさをバネに出来るかどうかは本人次第。
私はプレッシャーをかけない。
来月リードの大会があるんですが、
出るか出ないか、今息子は悩み中です。
宇和島の練習会の話には、まだ続きがありまして。
宇和島でクライミングが出来る場所は、この立派なスポーツ交流センターだけだと思っていたらそうでは無かった！
練習会のあと、宇和島の子に誘ってもらって、西条の子も一緒に、民間のジムへお邪魔してきました。
着いてみると…わわ！
猫ちゃんがお出迎え！
庭先の橙。
あちこちに猫ちゃんだらけー。
そんな民家の倉庫の2階に上がってゆくと、
一回100円を木箱にチャリンと入れるタイプのボルダリングジムが！
100円とは、なんとも良心的ー！
手作り感満載の、隠れ家のようなボルダリングジムに、子供達は大はしゃぎでした。
まだまだ登りたい子供達でしたが、
外は冷たい氷や雪が舞っていて、松山や西条までの帰り道が心配だしで、
あまりゆっくり出来なかったのが残念。
それでも朝から練習会に参加して、
お昼を挟んで夕方までボルダリングと、
1日の内容は充実していました。
こんな感じで、今年の春から入ったクライミングクラブではお友達がたくさん出来たので、
長男も、私もとても楽しいんです。
親同士、悩みを相談し合えるし、共感したり勉強になる事がたくさんあります。
子供達は、普段もくもくと自主練する孤独から抜け出して、
好きな事が同じ、似たような(猿のような笑)仲間達と思い切り身体を動かせて、とても生き生きしてます。
仲間でもあり良きライバルでもあるキッズメンバー達。
彼らと共にお互い高め合って成長していってほしいです。
