吉野川の源流点への道の続きです。
四国の大河、吉野川の最初の一滴が生まれるその場所を目指して、
家族で白猪谷(しらいだに)を進んでいます。
道がけっこうガレてきます。
1番下には、真新しいヒラヒラのリボンが結ばれています。
川の水がめちゃくちゃ綺麗
がれ場の谷を登っていきます。
道無き道になってきたので、
適当に上がれそうなところをよじ登って進んでいます。
倒木を橋に、川を渡ったり。
道なき道のほうが、子供達が楽しそうなのはなぜ。笑
こっち行けそう!
あっちまわったほうがいい!
こっち渡れない!
とか皆んなであれこれ言いながらの冒険が楽しい。
だんだん疲れてきたけれど、
道のりが楽しいので頑張れます。
大きなかっこいい巨木。
まだかなぁ〜
地図を見ると、あとほんのちょっと!
たぶん!
くたびれたので、近くの岩に腰掛けて、
水筒のお茶を飲みながら、
谷の奥をふと見ると…
銀色に鈍く光る球体が
あれが目指す場所、
「吉野川源流モニュメント」
ではないのかい
谷の奥に、佇む金属のモニュメント。
やったぞー!
辿り着きました!
ここが源流点でーす
「ここから吉野川の水は流れ出す
1991.8.22 竣工
題字 本川村長 山中学 制作 井下俊作」
と、プレートに彫られています。
モニュメントは銀色の球体で、
四国の形が中央に抜かれています。
まさに、四国の命「吉野川」の源流点に相応しいデザインで素敵です。
モニュメントの周りで暫し、ワイワイ
モニュメントの裏側にまわってみます。
台風など、上流から流れてきた様々な物を受け止めた痛々しい形跡が見られます。
モニュメントが設置されている岩の下からは、
水が沸き出ていました。
この水こそが、
吉野川の最初の一滴。
生まれたばかりの吉野川の赤ちゃんです。
ここから194キロの旅が始まるのです。
ここは、瓶ヶ森と西黒森の間の谷です。
山が蓄えた水は、この地中からこんこんと沸き出ています。
その最初のピュアな水を汲んで、お昼にしまーす。
いつものカップ麺も、源流水で食べると
なんだか美味しい気がするー!
という事で、
疲れたのでいったんお昼休憩とします。
止まると結構寒い!
谷に冷たい風が吹き抜けてます〜
ぬくいカップ麺にしてよかった!!
と、このあと更に上流を探索してみることにしたのですが、
そこには素敵な景色が待っていました。
また続きを書きます。
良かったらまた見てください