お正月は、どこへ行っても人がいっぱいで
どこへ行っても並んで大変でしたね。
人人人人人で、それだけでくたびれました。
なので、母ちゃん1人で山行くわ!
1月2日。
子供達と父ちゃんは鹿島に釣りに行くって言うんで、それなら私は北条から高縄山に上がってくるね!
鹿島に行く前に北条の登り口「院内」まで送って行ってー。
あのお山が高縄山です。
山頂に電波塔がたっています。
標高は986メートル。
登山口には神社があります。
お参りして、行ってきます。
この柱に書かれている「Yサークル」さんが、登山道の整備をして下さっているようで、
大変綺麗で分かりやすい道でした。
はじめてのお山に1人で行く時は何かと不安ですが、高縄山は道に迷う心配も無くて大丈夫でした。
はじめのうちは、尾根道がえぐられたような深い道に、落ち葉がどっさりと積もってました。
靴まですっぽり。
高縄山は里山なので、どこもかしこも林業の作業場です。
左右どちらへ落ちても谷へ転がり落ちていきそうな斜面だったので、気をつけながら歩きました。
今は登山道と言う道だけど、昔からずーっと使われていた道なんだろうな。
車も道路も無い時代は、海の町北条からこの高縄山を越えて高縄半島の内陸部へと、この道を使って行き来していたのではないかな。
だから時と共に尾根道は深くえぐられていったり、細く痩せていったりしたんじゃないかな。
道の脇には所々でお地蔵さんが祀られていたし、歴史のありそうな道。
思いを馳せながら、
静かで誰もいない山の中に、
ただただ癒されています。
最近そうじゃない時があります。
麓から歩いて1時間や2時間かかるような山の中なんだけど、
人の気配がしないのがむしろ落ち着きます。
一人きりで山の中にポツンと佇んでいる時、ただただ癒されます。
たまに止まったとき、周囲を見回して
「このままずっとここに居たいな」
って思ってる自分が居ます。
誰かと行くのも確かに楽しいけれど、
一人の時の、このなんとも言えない不思議な高揚感や、心が浄化されるような癒しは得難いものがあります。
たまに獣臭がした時はちょっとドキッとしますけどね。笑
コンパスすごぃ笑
スマホが重くてGPSがダメダメなんです。
いつも現在地が、とんでもない所に居る事になってます。
私の他に、登山者の方に2組お会いしました。
毎年お正月に登られているという方が言うには、
こんなに晴れて景色も良く、雪が積もらない年は初めて!だそうです。
毎年高縄山でも山頂付近は雪に覆われているようなのです。
一等三角点がここにありました。
高縄大権現神社がありましたので、お参りさせてもらいます。
展望台に上ってみると、すごい大パノラマー!
北条の海と町が綺麗に見えます。
鹿島もよく見えるー!
あの島に子供達が父ちゃんと居るはず。
おーい、母ちゃんここだぞー
今治方面を見れば、しまなみ海道も見えますね。
南を見れば、東温アルプス。
向こうに石鎚山も見えるらしいです。
帰りは登山口まで父ちゃんにお迎えに来てもらわないかんので、だいたいの下山時刻を連絡してから降りました。
癒しの一人時間でした。
高縄山は階段状の道が無くて、キツイ傾斜のある道はアキレス腱ぴんぴんに伸ばしながら登るんやけど、
その急坂、登りはしんどくないのに、降りが辛かった!
落ち葉で滑りそうなのを堪えつつ、膝のクッション使って降りたので、翌日は太ももがめっちゃ筋肉痛になりました!
大抵私の場合、登りはシンドイけど降りは何とかなるってパターンが多いのですが、
降りてる時、こんな急坂ずっと登ってきたっけ??って思うくらい急坂続きでびっくり。
それだけ、登りの体力が付いてラクに感じられるようになったって事は嬉しいけれど、
階段状じゃない道の降り方が下手ということが、今回よくわかりました。
やはり山の歩き方というのはテクニックや訓練が必要ですね。
読んでくださってありがとうございました
おしまい