こんにちは
小さいお子さんをお持ちのご家庭の
冷蔵庫には、必ずあるであろう
解熱剤
アルピニー坐剤
アンヒバ坐剤
・
・
坐薬以外には
カロナール
という粉末や錠剤が
小児科では用いられます
これらは
アセトアミノフェン
という成分であり
安全な薬として
小児への使用が勧められてます
いずれにせよ、
解熱剤は一時的に熱を下げる薬
であり、そういう意味では対症療法
の薬剤にすぎません
治療薬とは違うので…
解熱剤の使用法につきましては
以前記事をご参照ください
⇓⇓⇓
ところでこの
アセトアミノフェン
薬の作用機序としましては
発汗を促して熱を下げる
ということです。
汗をかけば体の熱は汗とともに体外へ
出て行きますし、かつ、汗は蒸発する時に
体の熱を奪って冷却する働きがあります
…ということは、
例えば体が脱水症状にある場合、
痛みなどで飲食できにくい場合
汗を大量にかいた場合
激しい下痢や嘔吐の場合…
においては、体内の水分が十分ないために
解熱剤の解熱効果が十分に得られない
ということに陥ります
今の季節、何もしなくても汗をかきますし、
発熱時は発熱によって体内の
水分が出ていきやすいですので、
元気な時以上にこまめな水分補給を
心がけましょう
経口補水液を5cc程を5分おき
にとりつづけるのが体に有効に
水分や電解質が吸収
されるポイントです
発熱時は、体の水分が少なくなりやすく、
また体の水分が少なくなると、熱はさらに
少し高くなり、挙句に解熱剤も効かない
という悪循環に陥りやすい
熱は必ずしも下げなければならないものでは
ないのですがね…。
でも、解熱剤が効かないと心配ですになっちゃうよね。
水分補給を上手にできるといいですね
ではまたー