こんにちは、BRAND NEW WAYディレクターのMerumoです
もうすぐ2018年が終わりますね。
ちょうど丸1年前となる2017年の12月にはこんなブログ記事を書いていました。皆さんの2018年はどんな年でしたか?
迷わず行けよ、行けば分かるさ
さて、2018年は【留学道】として3つのブログを書いて来ましたが、年度末、最後の1つは因果応報をテーマにさせて頂きました。
この言葉は、「悪いことをすれば罰があたる」と悪い方だけに理解されることがあります。ただ、実は、原因としての善い行いをすれば、善い結果が得られるというように、単純に原因と結果を表す言葉なんですね。
同じく誤解されやすい、「情けは人の為ならず」という言葉も、「(甘やかすので)人の為にならない」という意味ではなく、人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分に戻ってくる、という意味です。
今年度、お伝えしてきたことの重要なテーマとしては、全ては「自分」ということです。
自分らしさ、自己実現、本当の自分・・・色々な言葉で表されているので迷ってしまいますね。
こういった自分に対する期待から、自分はもっとできるはずだ、これはまだ本当の自分ではない、他人には負けたくない・・・、など現状に対して、色々な焦りも生まれます。また、他人に対して、もっと認めてほしい、負けたくない、気遣ってほしい、好きになってほしい、と求める気持ちも生まれます。
今、目の前で行う本当に小さな仕事、親切、その1つ1つは、今すぐには返ってこないかもしれません。でも、「因果応報」「情けは人の為ならず」の言葉通り、1年後、5年後、もしかしたら30年後に、とても大きな何かになって自分に戻ってくる、一度そう信じてみます。そうすると、全て未来の自分へのギフトになりますよね。そう考えることができたら、仕事にせよ、人間関係にせよ、少しだけワクワクして取り組めるような気がします。
私は、「和」を尊ぶ日本の文化は素晴らしいものだと思います。ですが、この「和」が邪魔をして、自分(または他人)の自由を奪ったり、選択肢を狭めたり、奉仕するばかりになって皆さんが疲れてしまっていることもあると思います。我儘(自分の“まま”で改めない、変えない)ではいけませんが、もう少し、「我」を出していいのではないか、と思います。1つの方法としてカナダに来て、「個」を主張・尊重する文化に触れて、「自分」が主役であっていいのだ、他の誰かのために生きなくていいのだ、ということをより多くの日本人に知って頂きたいと思います。
皆さんの2019年も素晴らしいものでありますように。
写真は、カナダにある地ビールの工場のビールたちです。
カナダ人にも大人気のこちらのビールには全て日本語の名前がついています。日本語って美しいなと改めて感じました
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